容疑者数人「帰れなかった」 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など 2023年11月10日07時05分 カンボジアから移送され、羽田空港に到着した特殊詐欺事件の容疑者ら=8日夜、東京都大田区 カンボジアを拠点とした特殊詐欺に関わったとして日本に移送され、詐欺などの容疑で逮捕された日本人容疑者25人のうち数人が、「滞在は2、3カ月のつもりだったが、帰れなかった」などと供述していることが9日、埼玉県警への取材で分かった。 カンボジアから移送、男25人逮捕 特殊詐欺「かけ子」か―埼玉県警など 拠点のアパートでは複数のパスポートが1カ所にまとめられており、埼玉など9道府県警の合同捜査本部は、容疑者らが行動を管理されていたとみて、グループ内の指示系統など、実態解明を進める。 埼玉県警によると、容疑者のうち数人が、調べに対し「朝8時に起きて、9時から1時間の休憩を挟んで午後7時まで働いた。休みは月に1回
カンボジアを拠点に、特殊詐欺を行っていた疑いがある日本人グループを現地当局が拘束し、このうち2人について、日本の警察が近く身柄を国内に移して逮捕する方針であることがわかりました。捜査関係者によりますと、うその投資話を持ちかけて、佐賀県の男性から現金をだましとった疑いがあるということです。 関係者によりますと、カンボジア北部のタイとの国境の町、アンロンベン近くで「ホテルを拠点に、オンラインで詐欺などを行っている日本人がいる」という情報が、ことし5月ごろ、現地の捜査当局に寄せられ、日本人7人が拘束されたということです。 現地の日本大使館を通じて情報提供を受けた日本の警察が、ホテルの部屋で押収された携帯電話やパソコンなどの証拠品を確認したところ、日本国内で現金をだまし取られた特殊詐欺の被害者に関する情報が見つかったということです。 捜査関係者によりますと、警察はこのうち40代と50代の男2人につ
無効票は44万票 反政権「受け皿」―カンボジア総選挙 2023年07月25日17時20分配信 カンボジアの総選挙で、「×」が書かれた無効票とみられる投票用紙。海外から政権批判するサム・レンシー氏が23日、SNSに投稿した。(同氏のフェイスブックより) 【バンコク時事】23日投開票のカンボジアの総選挙(下院定数125)で、「×」などが書かれた無効票が約44万票に上ることが25日、分かった。複数の地元メディアが国家選挙委員会幹部の話として報じた。 無効票数が焦点 反政権「受け皿」に―カンボジア総選挙 無効票は、有力野党キャンドルライト党(CP)が選挙から排除される中、独裁的なフン・セン政権に対する批判の「受け皿」として注目されていた。 選挙委によると、有権者は約971万人で、投票者は約821万人、投票率は約84%だった。 無効票は全体の約5%となる。今回と同様に、有力野党の救国党が解党処分で参
カンボジア総選挙、与党の圧勝確実 「世襲」政権誕生へ 2023年07月24日00時00分配信 23日、プノンペンの投票所で、カンボジア総選挙の投票のため列をつくる有権者 【プノンペン時事】カンボジアで23日、内戦終結後7回目となる総選挙(下院定数125、任期5年)の投票が行われた。国家選挙委員会の暫定結果によると、与党カンボジア人民党の圧勝が確実になった。有力野党は選挙から排除されていた。次期政権ではフン・セン首相(70)の長男フン・マネット氏(45)が、「世襲」で首相に就任する見通しだ。 「親中路線」維持も焦点 海軍基地に疑惑、米は警戒―カンボジア 人民党のソク・エイサン報道官は22日、時事通信の取材に「選挙に勝利した場合、新政権の首相候補はフン・マネット氏だ」と明言した。 有権者は約970万人で、投票率は84%。暫定結果によると、王族が党首のフンシンペック党が人民党に次ぐ票を得ており、
米国のジョー・バイデン大統領は5月16日、連邦議会が可決した、東南アジア4カ国からの太陽光発電関連製品輸入への関税免除措置を撤廃する両院共同決議(H.J.Res.39)に拒否権を発動した。 本件は、バイデン大統領が2022年6月に、国内での太陽光発電関連製品の供給不足に対して緊急事態を宣言し、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム4カ国からの同製品への関税を2年間免除するとした措置が発端となっている(2022年6月7日記事参照)。議会が同措置を撤廃しようと動いた背景には、中国からの安価な製品がアンチダンピング税(AD)・補助金相殺関税(CVD)を迂回する目的で、東南アジア4カ国を通じて米国へ輸入されているとの懸念がある。実際、米国商務省は2022年3月に、議会が懸念するルートでAD・CVDを迂回する輸入が行われているかについての調査を開始し、12月には迂回輸入ありとの予備的判定を下している
第32回東南アジア競技大会、ボッカタオの競技に臨むフィリピンの選手(2023年5月8日撮影)。(c)TANG CHHIN Sothy/ AFP 【5月15日 AFP】5月5日から17日にかけてカンボジアで行われている東南アジア競技大会(2023 SEA Games)では、サッカーからジェットスキー、障害レースまで、30以上のさまざまなスポーツで選手たちが頂点を争っている。 東南アジア競技大会は、開催国の裁量で採用競技を決められる柔軟性があり、地域固有の割合に新しい競技も実施できる。ここでは、今大会で行われた珍しいスポーツを四つ紹介する。 ■ボッカタオ ボッカタオは、おそらく最も代表的なカンボジアの武術だ。1000年以上前のクメール王国軍に端を発すると言われており、その後に東南アジア各地へ広まっていった。 昨年、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、このたび
バイデン米大統領は、東南アジア4カ国から輸入する太陽光パネルへの関税を2年間免除する措置を撤廃する決議案が議会で可決された場合、拒否権を行使する考えだと、ホワイトハウスが4月24日に発表した。写真はタイ最大の太陽光発電所メーカーの発電施設。2013年10月撮影(2023年 ロイター/Athit Perawongmetha) [ワシントン 24日 ロイター] - バイデン米大統領は、東南アジア4カ国から輸入する太陽光パネルへの関税を2年間免除する措置を撤廃する決議案が議会で可決された場合、拒否権を行使する考えだと、ホワイトハウスが24日に発表した。 バイデン氏は昨年6月、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナムを対象に関税免除を決定。国内メーカーが気候変動目標の達成に必要なプロジェクトに十分供給できる生産体制を整えるまでの期間をつなぐ意図がある。
特殊詐欺に関わった疑いがあり11日、カンボジアから日本に送還された日本人19人について、警視庁は移送中のチャーター機内で逮捕しました。 チャーター機は11日午後10時すぎ、羽田空港に到着し、警視庁はカンボジアを拠点にしたグループの実態解明を進めることにしています。 捜査関係者によりますと、逮捕されたのは岡本大樹容疑者(38)ら25歳から55歳までの日本人19人です。 ことし1月、都内に住む60代の女性に有料サイトの料金が発生していると、うそのメッセージを送って電子マネーおよそ25万円分をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 19人は、カンボジア南部の都市、シアヌークビルのホテルを拠点にした特殊詐欺グループとみられ、電話でうそのやり取りをする「かけ子」の役割を担っていたとみられるということです。 19人は、チャーター機でカンボジアから日本に移送され、日本の領空に入った11日午後7時
鳥インフルで少女死亡 「全ての国、警戒高めよ」―WHO 2023年02月25日06時07分 プノンペンの市場のニワトリ=25日、カンボジア(EPA時事) 【パリ時事】世界保健機関(WHO)は24日、カンボジアで11歳の少女がH5N1型の鳥インフルエンザに感染し、死亡したと明らかにした。少女の父親も感染が確認されており、同国当局はWHOと緊密に連携して感染状況の調査を進めている。 多摩動物公園が休園へ カモが鳥インフル疑い―東京 鳥インフルが人から人に感染するのはまれだが、家族内などの濃厚接触で起きる可能性はあると考えられている。WHO当局者は、カンボジアのケースが「人から人への感染かを判断するのは時期尚早だ」と述べた。 国際 コメントをする
イオンモールは2022年12月15日、ASEAN最大規模となるカンボジア3号店「イオンモール・ミエンチェイ」を先行オープンした(注1)。同モールは、首都プノンペンから南に約8キロ、フンセン道路沿いに位置する。周辺では住宅やマンション、インターナショナルスクール、新空港の開発が進められるなど、人口増加が見込まれており、広域からの集客が期待される。 同モールは、「エデュテインメント(エデュケーション+エンターテインメント)」をコンセプトとして、子供用の大型滑り台や、カンボジアのショッピングモールで初となる大型の屋外公園、最新鋭のデジタルサイネージ(大型電子看板)などを設置し、教育とエンターテインメントの場を提供する。 イオンは、スーパーマーケット、ドラッグストア、ベビー・キッズ用品を扱う専門店などを展開。スーパーマーケットに隣接したイートインスペースでは、日本食エリアを拡充し、寿司(すし)バー
黄熱・デング熱・ジカウイルスなどの感染症を媒介する危険なネッタイシマカが突然変異を起こす割合が高く(収集されたサンプルの約78%)、これらの個体は一般的な殺虫剤に強い耐性を持つそうだ。国立感染症研究所の研究チームがベトナムやカンボジアのデング熱流行地域で突き止めた(ABC News、ユルクヤル)。 ネッタイシマカの撃退には”ピレスロイド”と呼ばれる殺虫剤が用いられるが、突然変異種は高いピレスロイド耐性を持つ。この特性はベトナムで収集された79%以上の蚊から確認され、さらにカンボジアの蚊からも「極度の」ピレスロイド耐性が示された。このL982W変異はベトナムとカンボジア以外では検出されていないものの、研究チームはアジアの他の地域にも徐々に広がっている可能性があると考えている。 言うまでもなく、蚊は(悪性新生物を除き)最も人類を大量死させている人類の天敵である。
ウクライナの領土にロシア軍が設置した地雷の除去を支援するため、カンボジア政府は来月、日本と協力して首都プノンペンにウクライナの地雷除去要員15人を招いて、最新の地雷探知機の使い方などを身につける訓練を行うことを明らかにしました。 カンボジアには過去の内戦などによって設置された地雷を、日本などの協力を得て取り除き、国の復興につなげた経験があります。 このため、今回の訓練も日本の協力を受けて行われるということで、カンボジア政府は来月の訓練に続いて来年4月ごろには、ウクライナの隣国ポーランドに地雷除去の専門家チームを派遣して、ウクライナの地雷除去要員への訓練を続けるとしています。 日本政府も先月、林外務大臣が「わが国がカンボジアなどほかの国で地雷除去に協力してきた経験や知見を活用しながら、日本の顔が見える支援を効果的に進めていきたい」などと述べ、必要な機材の供与を検討していることを明らかにしてい
カンボジアを訪問しているアメリカのバイデン大統領は、ASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議に出席し、経済や安全保障の分野などでの関係を強化することで一致しました。バイデン政権としては、東南アジアで影響力を強める中国に対抗したい考えです。 米バイデン大統領 「カンボジア」訪問中 アメリカのバイデン大統領は、東南アジアで開かれる一連の会議に出席するためカンボジアを訪れていて、12日、ASEANとの首脳会議に出席しました。 この中でバイデン大統領は、アメリカとASEANの関係について「包括的戦略パートナーシップ」に格上げするとしたうえで「ASEANはわれわれのインド太平洋戦略における要だ」と述べて、経済や安全保障の分野などでの関係を強化していく考えを示しました。 ホワイトハウスによりますと、アメリカはASEAN各国で、EV=電気自動車の普及を図るため設備投資などを進めていくことや、違法漁業へ
岸田首相「中国は日本の主権侵害」 名指しで批判―東アジアサミット 2022年11月13日19時27分 東アジアサミット(EAS)に臨む岸田文雄首相(中央)=13日、プノンペン 【プノンペン時事】岸田文雄首相は13日午前(日本時間同日午後)、カンボジア・プノンペンで開催された東アジアサミットで、覇権主義的行動を強める中国について、「東シナ海で中国による日本の主権を侵害する活動が継続、強化されている」と名指しで批判した。 【ニュースQ&A】中国は「脅威」? 国家安保戦略に示される情勢認識 首相は、中国が8月に台湾周辺で行った軍事活動で、日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルが落下したことにも触れ、「台湾海峡の平和と安定も、地域の安全保障に直結する重要な問題だ」と指摘。香港情勢や、新疆ウイグル自治区の人権状況にも「深刻な懸念」を表明した。 軍事的挑発を繰り返す北朝鮮を巡っては、「国際社会
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