11月24日、鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏(写真)は来年の台湾総統選から撤退することを決めたと発表した。写真は23日、台北で撮影(2023年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins) [台北 24日 ロイター] - 鴻海(ホンハイ)精密工業(2317.TW)の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏は24日、来年の台湾総統選から撤退することを決めたと発表した。野党を結束させるとして8月に出馬を表明し活発な活動をしていたが、経済界での知名度の高さにかかわらず支持率は低迷していた。 ゴウ氏は声明で、実際の選挙戦からは撤退するが気持ちは撤退しないとし「STOP, RESET, RESTART」と表明。どの候補を支持するかは明らかにしなかった。 <鴻海経営陣は安堵> ゴウ氏は2019年に経営トップの座から降り、今年9月初めには取締役からも退いていたが、依然筆頭株