麻生氏の「がん」発言が波紋 自公に新たな火種か 2023年09月26日19時14分配信 自民党の麻生太郎副総裁=26日午前、東京・永田町の同党本部 自民党の麻生太郎副総裁が昨年12月の安全保障関連3文書改定を巡り、公明党幹部らを「一番動かなかった、がんだった」と発言したと報じられ、26日、与党内に波紋が広がった。自公連立政権の新たな火種になりかねないとの声も出ている。 学会票は「薬」、警鐘鳴らした大物政治家【自公関係の研究】 一部報道などによると、麻生氏は24日に福岡市で開かれた会合で、3文書改定で明記した反撃能力(敵基地攻撃能力)保有に関し、「公明党は専守防衛に反するという理由で反対」だったと指摘。山口那津男代表ら公明幹部や支持母体・創価学会の名前を挙げて「がんだった」と述べ、「今のウクライナみたいに日本が戦場になると言い続け、納得する形になった」と語った。 自公は9月に次期衆院選での東