愛情ホルモンが出なくなったらどうなるの?2023.02.01 23:00 Ed Cara - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) まだまだ未知のホルモン。 愛情ホルモン、幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、視床下部から産生されて脳下垂体によって血流に放出されます。分泌される一番有名な例が、出産時です。子宮を収縮させて分娩を促進、そして産後の授乳もオキシトシンが手伝ってくれます。だから愛情ホルモンと呼ばれているんですね。 今回発表された研究では、もしオキシトシンの分泌をブロックしたら、スキンシップや愛情が減ってしまうのか、が実験されました。動物では珍しい一夫一妻制(ほとんど)の関係を一生続ける、プレーリーハタネズミが実験対象です。 オキシトシンは哺乳類に大切な役割をしていて、出産時以外にも、母親と赤ちゃんのスキンシップ、恋人とのセックス、ペットと飼い主のふれあいなどでも