東京五輪、近代五種女子馬術。馬を制御できず涙を流すドイツのアニカ・シュロイ(2021年8月6日撮影)。(c)Pedro PARDO / AFP 【8月14日 AFP】ドイツの動物福祉団体は13日、東京五輪の近代五種女子の馬術に出場した同国代表のアニカ・シュロイ(Annika Schleu)と馬をたたいて大会から追放されたコーチのキム・ライスナー(Kim Raisner)氏を、動物への虐待行為で提訴したことを明らかにした。 【写真特集】だるまや桜…力士まで 五輪馬術の障害物 同団体はコメント文で、「動物への虐待」および「動物虐待のほう助と指示」でシュロイとライスナー氏を告発したと述べた。同選手に対しては、「おびえて大きな負担を感じている馬を、何度も乱暴にたたいた」と批判し、同コーチについてはアスリートに「動物へのこの虐待行為を強く指示した」と訴えている。 6日に行われた同競技で、シュロイは馬