ミシュラン2つ星獲得!シリーズ「参道をゆく」①曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)〝禅の里〟のまちづくり〜自治体と共同で未来へつなげる門前再構築プロジェクト〜
「人はなぜ、生きているのか?」 自分という存在を自覚するようになった頃に、一度は考えたことのある疑問ではないかと思う。 生きることには楽しいこと・気持ちの良いこともあるが、苦しいこと・辛いこともたくさんある。 最近ときどき耳にする「反出生主義」になぞらえて考えるなら、かならず苦しみが伴うのに私たちが生まれてくるのは良くないことで、生まれてこないほうがいいし、子孫など残さないほうがいい……となるかもしれない。 そして人間だけが苦しいわけでない。動物も昆虫も、生きとし生けるものが生きる限り、もがき、苦しむ。 欲しがっても得られない苦しみ、命を脅かされる苦しみ、そして老化や病気による苦しみや死に至る苦しみ。苦を悪とみなし、苦を回避することを善とみなす限りにおいて、人類絶滅や生物根絶をうたう人々の言い分には確かに一貫性がある。 私も私なりに「人はなぜ、生きているのか」について考え続けてきたが、今も
迷いと確信―大乗仏教からテーラワーダ仏教へ 作者: 山折哲雄,アルボムッレスマナサーラ,Alubomulle Sumanasara 出版社/メーカー: サンガ 発売日: 2007/06/01 メディア: 単行本 クリック: 7回 この商品を含むブログ (5件) を見る さて、ここのところの仏教本ブームで知った「テーラワーダ仏教」の長老のお出ましだ。ちなみに、「テーラワーダ」は「上座部仏教」の直訳みたいなものだ。すなわち、インドから中国、朝鮮半島を経て「戒律なしの大乗仏教」だけが入ってきた日本に、初めて「南伝」の上座部仏教が入ってきたということだ。 「仏教には大乗仏教と上座部仏教があり、上座部仏教はかつて小乗仏教と呼ばれていましたが、大乗仏教からの蔑称なので今では使いません」的なことは中学か高校の世界史で習うことだろう。ともかく、その上座部仏教が「日本テーラワーダ仏教協会」として日本に進出し
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