イエメン西部ホデイダで、治療を受ける栄養失調の子ども(2022年2月15日撮影、資料写真)。(c)Khaled Ziad / AFP 【1月13日 AFP】国連(UN)5機関は12日、食糧危機に見舞われている国で子ども約3000万人が急性栄養失調に苦しんでいるとし、緊急支援を呼び掛けた。 共同声明を出したのは、国連食糧農業機関(FAO)や国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)、世界保健機関(WHO)など。 声明では、紛争や気候変動、新型コロナウイルスの世界的な大流行や物価上昇により、深刻な栄養失調に陥る子どもが増えていると指摘。最悪の影響を受けている15か国では、子ども3000万人以上が急性栄養失調に苦しんでいる。うち800万人は栄養失調の中で最も致命的な症状とされる重度の消耗症だという。 15か国とは、アフガニスタン、ブルキナファソ、チャド、コンゴ民主共和国、エチオピア、ハイチ、ケニア、