「応援割」目当てのキャンセルも 民宿おかみ「優しい気持ちで」―富山・氷見 2024年03月19日07時07分配信 「民宿あおまさ」のおかみ、青木栄美子さん=2月23日、富山県氷見市 能登半島地震の被災地を観光面から支援する「北陸応援割」が16日から始まった。しかし、寒ブリで知られる富山県氷見市のある民宿では、開始前から入っていた通常の予約が、割引目当てで相次ぎキャンセルされる事態に。おかみは「割引目的だけで訪れるのではなく、優しい気持ちも持ってもらえれば」と話している。 応援割延長「状況見て」 岸田首相、富山知事と面会 目の前に広がる富山湾と、地下1200メートルからくみ上げた茶褐色の温泉が人気の民宿「あおまさ」。約50年前に祖父(88)が始め、昨年4月に孫の青木栄美子さん(34)がおかみに就いた。 地元では民宿で宴会を開く慣習があり、年明け以降はこうした新年会や、寒ブリ目当ての旅行客から