英王室は8日夕、エリザベス女王が滞在中のスコットランド・バルモラル城で亡くなったと発表した。96歳だった。 70年という、イギリス史上、最も在位期間の長い君主だったエリザベス女王は、社会や政治が大きく変化する時代の中、イギリスや英連邦の人々の生活で唯一変わらない定点のような存在だった。
英王室は8日夕、エリザベス女王が滞在中のスコットランド・バルモラル城で亡くなったと発表した。96歳だった。 70年という、イギリス史上、最も在位期間の長い君主だったエリザベス女王は、社会や政治が大きく変化する時代の中、イギリスや英連邦の人々の生活で唯一変わらない定点のような存在だった。
8日に死去した英女王エリザベス2世の長い治世は、王位と国民に人生を捧げるというその強い義務感と決意が結実したものだった(文中敬称略)。 イギリスの影響力が低下し、社会が様変わりし、王室の役割そのものが疑問視される中、女王は多くの人にとって、急速に変化する世界の中で唯一変わらない定点のような存在だった。
英国のエリザベス女王(右)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領。英ロンドンで(2003年6月27日撮影)。(c)IVAN SEKRETAREV / POOL / AFP 【9月9日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は8日、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の死去を受け、チャールズ新国王(King Charles III)に弔意を表し、新国王が母の死から勇敢に立ち直ることを願っていると述べた。 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)の声明によると、プーチン氏は「英現代史の主要な出来事は、女王の名と不可分の関係にある。エリザベス女王は何十年にもわたり、英国民の愛と尊敬を集め、世界の舞台で権威を認められてきた」と述べた。(c)AFP
イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が8日、96歳で亡くなりました。 女王の死去を受けて即位したチャールズ国王は、ロンドンのバッキンガム宮殿に戻り、多くの人が出迎えました。 国際社会からは女王の功績をたたえ、追悼する声が相次いでいます。 国内外の反応や動きを詳しくお伝えします。 エリザベス女王死去後初の週末 宮殿前で大勢の市民が追悼 イギリスのエリザベス女王の死去から初めての週末を迎え、ロンドンのバッキンガム宮殿の前には、家族連れなど大勢の市民が集まり、追悼する姿が見られました。 9月8日にエリザベス女王が亡くなってから、初めての週末となる10日、ロンドン中心部のバッキンガム宮殿の前には、朝から花束を手にした大勢の市民が集まっていました。 そして宮殿の門の前や宮殿の近くの街路樹のもとに、花束を手向けたり、「私たちの女王、愛しています」など書かれたメッ
エリザベス女王が、70年の在位期間のほとんどを過ごした場所に現れたダブルレインボー。SNSには「女王のための橋」など様々な解釈が投稿されています
英スコットランドのバルモラル城で、リズ・トラス氏の到着を待つエリザベス女王(2022年9月6日撮影、資料写真)。(c)Jane Barlow / POOL / AFP 【9月8日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、96)の健康状態をめぐり、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は8日、「医師団が陛下の健康を懸念している」とする異例の声明を出した。 バッキンガム宮殿は「けさの健診を受け、医師団は陛下の健康を懸念しており、引き続き医療監視下にとどまるよう助言した」との声明を出した。 女王の健康について王室から声明が出されるのは極めて異例。これに先立ち、議会でメモを受け取ったリズ・トラス(Liz Truss)首相らが議場から退席する場面もあった。トラス氏はその直後にツイッター(Twitter)に「国全体が深く懸念している」と投稿した。 王位継承者
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