就職活動中の学生になりすまし、企業が採用選考で行うオンライン試験を不正に代行したとして大阪市の会社員が逮捕された事件で、警視庁は代行を依頼した女子学生についても不正に関わった疑いで書類送検しました。女子学生は、およそ10万円を振り込んであわせて23社の企業の試験を代行させていたということで、警視庁が詳しいいきさつを捜査しています。 大阪市の関西電力の社員、田中信人容疑者(28)はことし4月、都内の大学4年生の女子学生から依頼を受け、クレジットカード会社が採用選考で行ったオンライン試験を不正に代行したとして、私電磁的記録不正作出などの疑いで21日、警視庁に逮捕されました。 調べに対し容疑を認め「はじめは小遣い稼ぎの目的だったが、就活生から感謝されたり、相談されたりするようになり、やりがいを感じていた」などと供述しているということです。 この事件で、警視庁は試験の代行を依頼した女子学生も不正に
新型コロナウイルスの影響を受けた企業などに対する「雇用調整助成金」について、ことし9月までに確認された不正受給は、全国で920件、135億円余りに上っていることが厚生労働省の調べで分かりました。 雇用調整助成金は企業が従業員を休業させた時に休業手当の一部を助成する制度で、新型コロナの影響を受けた企業には助成金の上限や助成率を引き上げる特例措置が設けられています。 コロナの影響が長期化する中、特例措置が設けられて以降の支給決定額は6兆円を超えていますが、働いている従業員を休ませたように装って助成金を受給するなどの不正も相次いでいます。 厚生労働省によりますと、2年前の特例措置導入以降、ことし9月末までに確認された不正受給は全国で920件、135億8800万円に上っているということです。 これについて、厚生労働省は助成金を迅速に支給するために書類の数を減らすなど手続きを簡素化したことが背景にあ
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