バングラデシュ輸出振興庁が7月に発表した輸出統計によると、2022/2023年度(2022年7月~2023年6月)の輸出額は555億5,876万ドルで、前年度比6.7%増となった(2023年7月19日記事参照)。このうち、日本向け輸出額は19億158万ドルで同40.5%増となり、国別ではイタリアと並び、最大の増加率になった。バングラデシュにとって、日本は金額ベースで9番目の輸出先で、構成比は3.4%とアジアで最大だった(添付資料表1参照)。 対日輸出の品目別では、「ニット製品(HSコード第61類)」が8億7,429万ドルで前年度比48%増、「布帛(ふはく)製品(HSコード第62類)」が7億2,551万ドルで同42.8%増とともに大幅増となり、合わせると日本向け輸出額全体の84.2%を占める。その他、「履物など(第64類)」が93.8%増とほぼ2倍になった(添付資料表2参照)。 ダッカ日本商