[パリ 24日 ロイター] フランスにあるボイラー工場の作業員らが、一時解雇される予定の204人の雇用を守るために、ヌードカレンダーを制作している。 作業員らは、カレンダーの売上金で本社のあるイタリアを訪れ、工場閉鎖を撤回するよう訴える予定だという。 労働組合の代表者は、「雇用を守るためなら、服まで脱ぐ従業員がいることを知ってもらうのが目的だ」と説明。フランスでは上司を誘拐したり、工場の爆破予告をして解雇に抗議する手荒な手段が相次いでいるが、「何も破壊するつもりはない」と話し、カレンダー制作が平和的な方法であることを強調した。 マスクとヘルメットだけ着用した13人の男性作業員を撮影したカレンダーは、秋に発売される予定になっている。