総務省が先週公表した主要24カ国・地域のICTインフラに関する比較評価レポートによると、日本は総合評価で2年連続1位となった。が、課題もまた浮き彫りになったようだ。 世界No.1を堅持した日本のICTインフラ 総務省が先週17日に公表した主要24カ国・地域のICTインフラに関する比較評価レポートによると、日本は12項目の指標を平均した総合評価で前回調査(2008年3月)に続いて1位となった。特にブロードバンドの高速性や料金の安さが、国際的にも際だった結果となった。 評価指標としているのは、電話基本料金、ブロードバンド料金、光ファイバー比率、ブロードバンド速度、安全なサーバ数、パソコンのボット感染度、第3世代携帯比率、携帯電話普及率、インターネット普及率、ブロードバンド普及率、インターネットホスト数、ICT投資割合の12項目。 国際比較に当たっては中立性を保つため、国際電気通信連合(ITU)