「医療コンテナ」被災地に次々 感染症対策、病院損傷で代替―気密性優れ、手術も可能・能登地震 2024年01月25日13時31分配信 金沢市内に設置された「医療コンテナ」=20日、石川県 医療機器を搭載し診療機能を備えた「医療コンテナ」が、能登半島地震の被災地に次々と投入されている。気密性があるため、避難所での新型コロナウイルスやインフルエンザなどの二次感染予防に有効だといい、損傷した病院の代替機能も担っている。 被災者の心のケア強化 福祉団体に協力要請―厚労省・能登地震 被災地などには計18台が導入される計画。車輪と一体のトレーラー型で、車でのけん引が可能だ。給水・電源装置も備え、簡易陰圧装置などにより気密性、清浄性にも優れていることから手術、助産支援ができる。東日本大震災や熊本地震などの被災地に導入された実績があり、新型コロナの流行時には発熱外来やPCR検査にも使われた。 愛知医科大病院