検体から3種類の心臓治療薬 ワリエワ、2種類は禁止リスト外―米紙〔五輪・フィギュア〕 2022年02月16日11時39分 ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手=15日、中国・北京 【ニューヨーク時事】北京五輪に参加しているフィギュアスケート女子で15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)をめぐるドーピング問題で、昨年12月に採取した同選手の検体から、心臓の治療に用いる3種類の物質が検出されていたと15日、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が伝えた。 獲得メダルは「注釈」付き ドーピング渦中のワリエワ 問題となった禁止薬物トリメタジジン以外の2種類は、禁止リストに入っていないL―カルニチンとハイポクセン。ワリエワは検査の際に提出する書類で、この2種類と免疫力向上を目的としたサプリメント「スプラディン」の使用を申告していたという。 米国反ドーピング機