反政権バンドメンバー、ロシア出国 配達員に扮装、警察の監視逃れる 2022年05月11日20時17分 警察に拘束されるロシアの反プーチン政権派パンクバンド「プッシー・ライオット」のマリア・アリョーヒナさん=2019年7月、モスクワ(AFP時事) 【モスクワAFP時事】ロシアの反プーチン政権派パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー、マリア・アリョーヒナさん(33)が、フードデリバリーの配達員を装ってロシアを出国したことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズが10日伝えたインタビューで明らかになった。 ロシア人気バンド、活動停止 青黄2色…ウクライナ侵攻批判か インタビューによると、アリョーヒナさんは警察の監視を逃れるため配達員に扮装(ふんそう)したほか、追跡されないよう携帯電話を置いたままにした。それから友人が車で隣国ベラルーシの国境まで送り、1週間後にリトアニアに越境したという。ア