ヘルソン美術館で略奪被害1万点超 ロシア軍撤退時、ウクライナ主張 2022年11月13日13時03分 【図解】ウクライナ南部ヘルソン ロシア軍が8カ月占領したウクライナ南部ヘルソン市一帯から撤退する際、美術館など文化施設で略奪した展示物が約1万5000点に上る可能性があることが分かった。ウクライナ政府系サイトが12日、伝えた。ロシアが支配する隣の南部クリミア半島シンフェロポリまでトラック4台で運ばれたという。 ロシア、唯一占領の州都「放棄」 プーチン氏、求心力低下も 市内のヘルソン美術館には17世紀から20世紀初頭のイコン(聖像画)や、19世紀後半から20世紀初頭のウクライナゆかりの画家の絵画などが展示してあった。同サイトは「(他の元占領地域のようにロシア軍は)便器を含む配管や家電製品まで奪い去った」と主張した。 国際 ウクライナ情勢 コメントをする