画像説明, 自宅で拘束され数時間後、裁判所に出廷したギルキン被告(21日、モスクワ・メシュチャンスキー地区) ロシアのプーチン政権によるウクライナ侵攻の停滞ぶりを批判してきた強硬主戦派のイーゴリ・ギルキン被告(53)が21日、モスクワ市内の自宅で拘束され、市内の裁判所に出廷した。「イーゴリ・ストレルコフ」としても知られる強硬国家主義者のギルキン被告は、過激主義の疑いで訴追された。最長で5年の禁錮刑を科される可能性があるという。
2014年のクリミア占領やウクライナ東部侵攻に参加し、武装集団「DPR」の「国防相」を名乗っていた露国籍のイーゴリ・ギルキン氏(ロシア連邦軍元将校、ロシア連邦保安庁(FSB)元大佐)が、21日にロシアで拘束された。 露RBCが報じた。 21日正午頃、ロシアの治安機関職員がギルキン氏を家から連行したとという。捜査班が彼のアパートの家宅捜索を行っていると報じられた。暫定情報では、今回の拘束は、傭兵集団「ヴァグネル」の元要員の要請によって行われたという。ギルキン氏の配偶者によれば、同氏はロシア連邦刑法典の「過激主義」に基づいた容疑がかけられたのだという。 また、ウクライナ国防省傘下情報総局のユソウ氏は、ウクライナのテレビ番組「統一ニュース」出演字に、今回のギルキン氏の拘束にコメントした。 ユソウ氏は、「以前はもっと密かに行われていた過程が、プリゴジンと民間軍事会社『ヴァグネル』のいわゆる『正義の
ロシアの複数のメディアは21日、政権を批判してきた強硬派のイーゴリ・ギルキン氏が首都モスクワで拘束されたと伝えました。国営のロシア通信によりますと、ギルキン氏はインターネット上で過激な活動を呼びかけた疑いがもたれ、最長で5年の禁錮刑を科される可能性があるということです。 ギルキン氏は9年前、ウクライナ東部で親ロシア派の武装勢力の軍事部門を率いていました。そして2014年7月、オランダ発のマレーシア航空機が撃墜され乗客乗員298人が死亡した事件に関与したとして去年、オランダの裁判所から終身刑の判決を言い渡されています。 ギルキン氏は、ロシアによる軍事侵攻を支持する一方で、進め方が効果的でないとしてプーチン政権やロシア国防省などを批判してきました。 今月18日には「臆病で凡庸な人間がさらに6年も政権を握ることにロシアは耐えられないだろう。彼が最後にできる有益なことは、真に有能で責任感のある何者
自分のパスポート(旅券)を見せる、ウクライナ大統領と同姓同名のウォロディミル・ゼレンスキーさん。ウクライナ・ドネツク州にて(2022年10月26日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【11月13日 AFP】ウクライナ東部ドンバス(Donbas)地方のある村で4月下旬、一帯を占領したロシア軍が身元確認のため、家々のドアをたたいて回った。ウォロディミル・ゼレンスキーさん(64)がパスポート(旅券)を見せると、ロシア兵は大声で笑いだし、仲間に向かって叫んだ。「みんな安心しろ、戦争は終わったぞ」「家に帰れる。大統領を確保した!」 ゼレンスキーさんは旧ソ連時代の1958年、現在のウクライナ東部バフムート(Bakhmut)で、炭鉱と建設業で働く両親の元に生まれた。旧ソ連軍の運転手を務めた後、建設関係の仕事に就き、現在は引退している。 同姓同名のウォロディミル・ゼレンスキー(Vol
ロシア編入賛成「97~98%」 ウクライナ東・南部、「住民投票」終了―プーチン氏、領土編入強行へ 2022年09月27日23時16分 25日、ロシアが占領したウクライナ東部ドネツク州マリウポリで、ロシア国旗を取り付ける作業員ら(AFP時事) ロシアのプーチン政権によるウクライナ東・南部4州の編入計画に絡み、親ロシア派は27日、「住民投票」が終了し、暫定結果として編入賛成が「97~98%」に上ったと発表した。タス通信が伝えた。あらかじめ用意した結果とみられ、先進7カ国(G7)が「偽の投票」を無効と見なす中、プーチン大統領は30日にも領土編入を強行する見通し。2014年のウクライナ南部クリミア半島併合と同様、「民意」で正当性を主張するもようだ。 <ウクライナ情勢 関連ニュース> ウクライナ侵攻は7カ月を超えた。ロシア軍の戦果に乏しいまま、プーチン政権が投票という形態の「力による現状変更」を試み
30日にロシア編入手続きか プーチン氏演説へ―国営通信 2022年09月25日10時05分 ロシアのプーチン大統領=21日、ノブゴロド(AFP時事) ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ東・南部4州の親ロシア派による「住民投票」の結果に基づき、30日に領土編入の手続きを行う公算が大きくなった。国営タス通信などが24日、議会関係者の話として伝えた。プーチン氏は上下両院議員を前に演説するとみられる。2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島と同じシナリオであれば、独立国家として承認した4州の親ロ派と「編入条約」に調印する可能性がある。 【特集】長期化するウクライナ侵攻がもたらしたロシア経済の本当の姿~住民投票と食糧危機の行方は 2月からのウクライナ侵攻で厳しい対ロシア制裁が続く中、編入が決断されれば「現状変更の試み」として、日本を含む先進7カ国(G7)のさらなる措置は不可避。ウクライナは態
親ロシア派勢力が実効支配するウクライナ南東部の4地域で23日、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が始まった。投票が実施されている地域はウクライナの領土の約15%に相当。ロシアは4地域を編入した後、この地域を奪還するための攻撃をロシア連邦への攻撃と見なし、核による対応さえも正当化する恐れがある。 写真は同日、ロシアの首都モスクワに設置された投票所で投票する住民(2022年 ロイター/Alexander Avilov/Moscow News Agency/Handout via REUTERS) [キーウ(キエフ) 23日 ロイター] - 親ロシア派勢力が実効支配するウクライナ南東部の4地域で23日、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が始まった。投票が実施されている地域はウクライナの領土の約15%に相当。ロシアは4地域を編入した後、この地域を奪還するための攻撃をロシア連邦への攻撃と見なし、核に
ウクライナ東部ドンバス地方ドネツク州バフムートで、戦車に乗るウクライナ兵(2022年9月15日撮影、資料写真)。(c)Juan BARRETO / AFP 【9月20日 AFP】(更新)ウクライナの親ロシア派勢力は20日、ロシア軍が支配する東部と南部の地域で、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を23〜27日に実施すると発表した。 住民投票の実施が発表されたのは、東部ドンバス(Donbas)地方のドネツク(Donetsk)とルガンスク(Lugansk)、南部のヘルソン(Kherson)とザポリージャ(Zaporizhzhia)の計4州。編入が決まれば、ロシアがこれらの地域での戦闘を自国領土の防衛として正当化する可能性があり、紛争が大幅に激化する恐れがある。 ウクライナ政府は、住民投票は「偽物」だとし、ロシアがもたらす脅威を「取り除く」と宣言。領土奪還に向けた作戦を継続する姿勢を示した。(c)
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