反逆罪で逮捕されたアレクサンデル・シプリュク博士/From Institute of Theoretical and Applied Mechanics (CNN) 極超音速飛行の分野で主導的な立場にあるロシアの科学者が5日、反逆罪の疑いで逮捕された。同国国営メディアが伝えた。 逮捕されたのはロシア科学アカデミー(RAS)のシベリア支部にある理論応用力学研究所で責任者を務めるアレクサンデル・シプリュク博士。反逆罪の疑いで逮捕されるロシアの科学者は今夏これで3人目となる。 同研究所幹部のワシリー・フォミン氏は国営タス通信の取材に答え、シプリュク氏がモスクワにある公判前勾留施設に送られたと明らかにした。 研究所のウェブサイトによると、シプリュク氏が率いる技術研究室では極超音速の状況をシミュレーションするための特殊な風洞装置を備えていた。 同研究所では6月27日にも主任研究員1人が逮捕された。こ