【5月16日 Xinhua News】中国ラオス鉄道の国際旅客列車は13日、運行開始から1カ月を迎えた。ラオス国境に位置する雲南省(Yunnan)磨憨(モーハン)鉄道通関地を同日までに出入国した列車は60本、旅客数は28カ国の1万3310人に上った。旅客は出国より入国が多く、入国した外国人の多くは旅行や留学、視察などが目的だった。(c)Xinhua News/AFPBB News
中国ラオス鉄道を有する中国鉄路昆明局集団とラオス中国鉄路は4月13日、中国雲南省・昆明南駅とラオス・ビエンチャン駅を結ぶ1,035キロの区間で国際旅客列車の運行を開始した。中国の昆明南駅からは8時8分(中国時間、注1)に中国鉄路昆明局集団の車両である復興号(D887便)が出発し、ビエンチャン駅に17時38分(ラオス時間)に到着した。一方、ラオスのビエンチャン駅からは8時8分(ラオス時間)にラオス中国鉄路の車両であるランサーン号(D888便)が出発し、昆明南駅に19時38分(中国時間)に到着した。 同区間の所要時間はいずれも片道10時間30分で、両国の国境駅であるモーハン駅(中国側)とボーテン駅(ラオス側)では、駅構内で出入国手続きを行うために、それぞれ1時間30分の停車時間が設けられている。同区間の停車駅は8駅だ(添付資料「表1 ランサーン号(D888便)」「表2 復興号(D887便)」参
【4月15日 Xinhua News】中国ラオス鉄道の昆明南-ビエンチャン駅間で13日、国際旅客列車の運行が始まった。双方向で1日1便ずつ運行する。鉄道口岸(通関地)での通関時間を含めた全行程の所要時間は10時間半で、当日移動が可能になる。(c)Xinhua News/AFPBB News
「巨象」に期待と不安 中国との直通鉄道開通で―ラオス 2023年04月16日08時06分配信 ラオスの首都ビエンチャンの中華街=2日 中国南部と南方の隣国ラオスが、乗り換え不要の鉄路で今月から結ばれた。雲南省昆明とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中国ラオス鉄道」は、ラオス側の要望で中国が巨額事業費を融通する形で開通したが、ラオスでは急速に強まる中国という「巨象」の影響力に期待と不安が渦巻いている。 「新冷戦回避を」世界に警鐘 日米欧と中国、供給網分断―IMF ラオス北部の古都ルアンプラバン。中心部から郊外に向かって車で30分ほど走ると、生い茂る密林の中に突如、巨大な駅舎が現れた。中国との直通運行開始前の4月上旬、雲南省南部のシーサンパンナに向けて、同鉄道に乗車した。 安全検査を受け駅舎に入ると、検査員や駅員のほぼ全員が流ちょうな中国語を話す。「2年前に4カ月間研修を受けた」と、20代の女性
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