高校生、仕事は「生活のため」 4カ国調査で日本突出―青少年機構 2023年06月22日22時02分配信 通勤する会社員ら(資料) 日本の高校生は仕事に対し「生活のため」というイメージを持っている割合が米国、中国、韓国に比べ突出して高いことが22日、国立青少年教育振興機構の調査で分かった。一方、「楽しい」との割合は最も低かった。 税や社会保険、7割が関心 中3の意識調査 調査は昨年9月~今年2月、4カ国で各約1800~4800人を対象に実施した。 仕事が「生活のため」かどうか問う質問に、「とてもそう思う」と回答したのは、米国16.3%、中国17.7%、韓国32.4%だったが、日本は68.6%と目立った。「楽しい」と回答したのは米国34.5%、中国26%、韓国29%に対し、日本が18.8%と低かった。 「収入があればのんびり暮らしたい」との質問に、日本は4カ国中最多の49.4%がとてもそう思う