結果的に、ある調査によれば「悩み事を相談できるような友人がいないという人は全体で2割に対し、男性50~60代で3割台、70歳以上では半数を超える」事態になっています。 「ひとりが楽しい」という人はそれでいいのですが、現実には、「他者との接触や友人数が多い人ほど、生活に満足している割合が高く、とくに30~50代の中年男性では、『悩み事の相談相手の人数』によって『生活満足度』が大きく異なる」という結果が出ています。 「ひとり時間」は大いに楽しむべきですし、付き合いが多ければ多いほどいいわけでもなければ、「友達いない」=「孤独」ということでもありません。「ひとりでいること」と望まない「孤独」は別物です。 いまの時代、ひとりで生きていく力は必要でしょう。ただし、楽しいはずの「ひとり」が、いつの間にか望まぬ「孤独」につながる可能性は否定できません。 問題は、本当は「誰かとつながりたい、話したい」、「