こんにちは、結城浩です。 この「文章を書く心がけ」のコーナーでは、文章を書くときに心がけたほうがよいことをピックアップしてご紹介します。 このページをお読みのみなさんの中には、文章を書き慣れていない方から、文章を書くプロの方まで、いろんな方がいらっしゃいます。 ですから、教科書的に一歩一歩進むような内容ではなく、結城が普段気をつけていることを中心にさまざまなトピックをお話ししようと思います。 さて、今日は「漢字とひらがなの使い分け」というお話をしましょう。 結城はときどき、他人の文章を校正することがあるのですが、そのときに思うのは、 文章に慣れていない人ほど漢字を多用してしまう ということです。 たとえば、あなたなら次のどちらを使いますか。 「事」と「こと」 「時」と「とき」 「訳」と「わけ」 専門的な文章で表記法が定まっている場合は別として、通常のメールやブログでの文章では、一般的にいっ
なぜ日本が世界共通語「Emoji」を生み出したのか、そしてその影響とは/古川健介『TOKYO INTERNET』 Daily PLANETSでは毎月第2水曜日に、古川健介さんの連載『TOKYO INTERNET』を配信しています。 今回のテーマは、日本社会で生まれ世界中に普及した「Emoji」です。この独特の表現形式がどのようにして生まれたのかを、日本語のデザイン特性や表現の歴史から紐解きます。 (イラスト・たかくらかずき) 絵文字の簡単な歴史を振り返る今回のテーマは「絵文字」です。絵文字の普及には日本が大きな影響を与えており、日本が絵文字を生み出した、といっても過言ではありません。 絵文字の起源には諸説あり、いま使われているような絵文字の原型は、もともとはアメリカの雑誌で使われた顔文字から、という説(※1)や、「:-)」という横から見た時に笑顔に見えるという、英語圏の顔文字が起源だ、とい
ネットの編集・ライティング界隈に人知れず一匹の妖怪が棲み着いている。それこそが「改段落なき改行」。すなわち文章の途中であっても任意の句読点で(あるいは句読点すらなくても)行を改める表記のことである。 これはほんとうに些細で日常的な、なんのこともなく見過ごされがちな文章の書き方であるとともに、見過ごしたにしても何らかしらの問題に発展するともおもえない、平たくいうならひとつのbr要素にすぎないのだが、正面から向き合おうとするとなかなかにやっかいな側面を持っているのである、という持って回ったような大仰な話をこれからしようとおもいます。 こんにちは。はてな編集部のid:mohritarohです。最近はセブン-イレブンの「黒糖まん」がお気に入りで、駅前のコンビニに立ち寄るたびについ買ってしまいます。という書き出しを用意していましたが、本稿の執筆から公開までの間にメニューから消えてしまいました……。
よく よめば わかる とおり、ぼくが いっている ひらがなせいかつ というのは、かんじを すべて すてる べきだ、という しゅちょう では ありません。 ふつうの 生活には かんじは なくても まったく 問題 ないと おもうし、よめも かけも しない かんじを 計算機に たよりながら かく よりも、いっそ ひらがな だけで 生活 するほうが はるかに シンプルで いいと おもう、という はなしです。 かんじで かいてある から よめない ひとは 日本人 にも たくさん いるし、外国で そだった 日本人 には さらに たくさん いるし、だれでも よめる ように ひらがなで かく ことに、そんなに 問題が あると おもえない。 もちろん、むずかしい ことを むずかしく かけると べんり だし、にほんで 教育を うけた ひとには、かんじが まざっている ほうが はやく よめる から、そういう ひ
いちぶの ゆうじんたちは よくしっていると おもうけれど、ここのところ、ぼくは かんじを いっさい つかわずに せいかつする という じっけんを してみている。 で、やってみたら、おもっていた よりも やれそうな きが してきて だいぶ じしんが ついたので、とうとう ここに せんげん することに します。 「ひらがなせいかつ」を すいしんする (もしくは うざいことするなあ、しねばいいのに、なんてことを いちいち おもわないと きがすまない ひとたちの きもちを さかなで することなど、そもそも いっさい いに かいさずに、ほろびゆく ちほう げんごである にほんごの、せんねんごを ほんきで うれう、もしくは うれう ふりをする) ぷろぐらむに さんか しませんか。 かけも よめも しない かんじ なんて、がくしゃに まかせて、こどもたちでも かんたんに よめる ひらがなで、もっと わ
日本進出に興味のある海外企業や外国人から質問されることがあるので、まとめてみたいと思います。 僕はウェブデザイナーじゃないので、プロの方から補足や突っ込みがいただければとても嬉しいです。 [更新 2011-02-01] コメント・ツイッター・はてブからの意見を反映させました。 ある程度まとまったら英語にしてAsiajinにも書こうかと思います。 日本向けにウェブサイトを作るときに特別しないといけないことはあるのか? 「メニューの文字をGoogle Translateで全部日本語に置き換えたけど、これでいいかな? 他にすることある?」 – 機械翻訳は使い物にならない 英語-フランス語、とか英語-スペイン語、のノリで機械翻訳を使っても、あなたが想像するレベルの日本語には決してならない # 英語に再機械翻訳してのチェックは必須だが、それでも日本語訳のおかしさが見えてこないケースもある – フォン
『NANA』で大人気の作者が、「Zipper」で連載していた作品。既に完結したらしく、もうすぐ5巻も出るらしい。物語は、進学校の優等生の女の子が、服飾系高校の生徒にモデルのスカウトをされて、彼らとつき合ううちに「なんでもない私」という不安に陥り、それから脱しようとモデルの道を歩んでいく、なんて感じ。 ポイントは、真面目な優等生の主人公・紫(ゆかり)が、服飾系高校・矢沢芸術学院(ヤザガク)のグループ「パラダイス・キス」の面々と知り合い、変わっていく過程だ。 まず、前提的に押さえておくべきことは、この両者は、普通科の進学校の紫が「一心不乱に受験勉強に勤しむ無自覚な存在」として、ヤザガクの面々が「一生懸命に夢に向かって努力する自覚的な存在」として、対照的に描かれているところだ。当初、紫は、「何こいつ」とヤザガクの面々に拒否反応を示すが、彼らと親交を深めるうちに「だってあの子達は 自分の選んだ人生
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