40 億円以上の資金調達をした、AI パーソナルアシスタントを開発するx.ai が、自分たちは技術的な挑戦があり長期の開発が必要な「アンチリーン」なスタートアップである、という記事を出しています。 彼らはリーンスタートアップ的な方法論が、AI のような研究開発を必要とするスタートアップには不向きだと主張して、スタートアップの領域を、 リーンスタートアップアンチリーンスタートアップ(AI やセキュリティなど)ムーンショット(SpaceX や 23andMe など、1960年代の月面着陸ほど難しく、何が可能かを再定義するような事業)と 3 つに分け、アンチリーンなスタートアップは、リーンとムーンショットの両極端の中間であり、三ヶ月のアクセラレーター期間中では解決できないような、長期的な戦略に根ざした製品開発が必要だと主張しています。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月8日、「技術革新中長期ビジョン(PDF)」を公表した。「IoTやビッグデータ、AI等」を活用することで、同社事業における「安全・安心」「サービス&マーケティング」「オペレーション&メンテナンス」「エネルギー・環境」の4分野で新しい価値を生み出す「モビリティ革命」の実現を目指すという内容だ。 歴史が長く、われわれにとって最も身近な公共交通機関の1つである鉄道が、この中長期ビジョンによってどう変わっていくのだろうか。同社執行役員でありJR東日本研究開発センター所長の横山淳氏に話を聞いた。 なお、横山氏は、2月22~23日に開催されるイベント「CNET Japan Live:ビジネスに必須となるA.Iの可能性」において、「IoT×AIで実現するJR東日本の技術イノベーション」と題したキーノートスピーチを予定している。 センシングにより一歩先の安全・安心を実現す
実はとても難しいことなのである。 hb.matsumoto-r.jp 上記エントリで述べた通り、僕は結局コードを書き、コンピュータサイエンスを学び、フィードバックを頂きながら試行錯誤してOSSを作り続けることが好きで楽しいからずっと続けられているといった。でもそれは決して、好きなことだから楽に人生を過ごしてこれたというわけではない。好きなことだから仕事が楽であるわけでもない。 好きなことをして生きていくために、僕は大学の時から自分のキャリアを明確に定め、企業に就職した後に、そこで得た社内の評価、そして、毎月の給料を全て捨て、大学院の博士課程に飛び込んだ。その上、最初は審査で不合格になっている。なぜそれができたのか。それは、好きなことをして生きていきたいからだ。以前、その人生をキャリア・キーノートとしてまとめた。 技術者と研究者の狭間で得たたったひとつの教訓 2016 / career-ke
John Brockman率いるEdgeは毎年難題を提示している。2017年の問いは「What scientific term or concept ought to be more widely known?」(もっと広く知られるべきと思える科学的な語句もしくは概念を挙げよ)だった。僕の答えは: Neurodiversity(神経学的多様性) ヒトの神経学的な状態には多様性がある。自閉症など、その中の一部は障害と見なされているものの、ヒトゲノムの正常な差異の結果だと主張する声も多い。神経学的多様性ムーブメントは国際的な市民権運動であり、自閉症は「治療」されるべきではなく、人間の真の多様性の一環として守られるべきだとするものだ。 1900年台初期の頃は、優生学や、遺伝学的に劣ると見なされた人々の避妊手術は科学界に公認されており、セオドア・ルーズベルト、マーガレット・サンガー、ウィンストン・
www.news-postseven.com news.biglobe.ne.jp この石田衣良さんの言葉を読んで、僕もなんだかすごく嫌な気分になったんですよね。 『君の名は。』が気に入らないのなら、作品を批判すればいいのに、なんで監督の人生経験を(勝手に想像して)揶揄するのだろう? でも、こういう手合いに、わざわざ新海誠監督が反応してしまっているのをみると、こういう「人生経験マウンティング」みたいなのは、やられたほうには、けっこう「効く」のも事実なんですよね。 少なくとも、僕はイヤだな、それが事実であろうがなかろうが。 記憶のなかに手を突っ込まれて、かき回されるだけで不快です。 そもそも、世の中の大部分の人は、一般的に「青春時代」と言われているような年代における自分の経験に、満足しているわけではないと思うし。 まあ、こういう「人生経験マウンティング」って、石田さんの「芸風」ではあるんです
今日の夜、トレタの増井さん(@masuidrive)さんと会って晩御飯を食べました。下らない話や日本企業の海外進出の話などをする中で、B2Bサービスがカスタマイズを受け入れるというのがどういうことなのか、という話が大変面白かったので、許可を得た上でブログ記事にさせてもらいました。 B2Bとは、Business to Businessの略語であり、企業が主に企業に向かってサービスやプロダクトを提供するタイプのビジネスモデルを指す言葉です。対義語がB2C(Business to Consumer)で、企業が主に個人に向かってサービスやプロダクトを提供するタイプのビジネスモデルを指します。B2Bビジネスの場合は契約1口あたりの金額が大きくなる傾向があり、逆にB2Cビジネスは1口あたりの金額はさほど大きくないのが普通です。 自分も昔の会社でB2Bを経験したことがあるのですが、B2Bをやる上で1つ大
3年に一回くらいライブ会場やフェスのマナー問題に巻き込まれて、というか自ら衝突するかのように巻きついていって、SNSに野暮なことを呟いているような気がする。こういった性分をどうにかしたいと常々思っているのだけれど、どうもダメみたいだ。 はっきり最初に言えば、観客たちの楽しみ方はそれぞれのものであって、俺たち演奏者の側から「あーでもないこーでもない」と伝えたいことはない。もちろん、怪我しないでねとか、そういった安全を確保するうえでのあれやこれやはあるけれど、そういう問題はコンサートを運営する人たちに任せている。 そういった安全面でのあれやこれやを抜きにすれば、「自由に楽しんでくださいね」としか言いようがないのだ。 けれども、SNSなどを眺めれば、やれ合唱がうるさいだの、スタンディングエリアにバッグ持ってくるなだの、髪の毛は団子で結べだの、自分の楽しみを侵害された人たちの呪詛のような言葉を食ら
財界トップが次期大統領に会うのは通常業務の一部ですが、それがリベラルの牙城シリコンバレーとドナルド・トランプとなると、話は別ですよね。 テック界の神々がトランプにひれ伏した先週の初会合では、ジェフ・ベゾスと並んでティム・クックの写真がバズりました。 ご覧くださいよ、レース前のマイケル・フェルプスみたいな鬼気迫る表情! hello darkness my old friend pic.twitter.com/Kwip4Fuq3J — Joe Auricchio (@jauricchio) December 14, 2016 「こんにちは暗闇(ダークネス)、古い友よ」(サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』の歌い出し)とJoe Auricchioさんがツイートすると、同情が同情を呼んで、8,700回以上もいいねされました…ううう…。まあ、歌詞の意味は、暗黒勢力のダークネスじゃ
横浜に住んでいるシステム屋です。Mediumでは日常でふと思ったこと、考えたこと、感じたことを書き綴ってみようと思います。 技術をタダだと思っている人が多いマリオランが配信されてTwitterのフォロワーさんが課金しなくては先に進めないことに腹を立てていました。お金がかかるならもうアプリ消して止めるんだとか。 僕はゲーム開発はしたことないけど、システム屋なのでそれなりの技術や労力がかかることは容易に想像できます。 趣味で作った物ならともかく営利を求める企業が作ったものなら、それなりの対価を払うのはすごく当たり前だと思うんだけど、今はそう思うユーザーって少ないのかな? デジタル信号の集まりであるプログラムやそれを作った開発者の技術という無形なものにはお金を払えない。そういう人が増えてるのかなぁと思うと、何だか残念な気持ちになってしまいました。
この記事は、Pepabo Managers Advent Calendar 2016の3日目の記事です。2日目は、弊社チーフエンジニアhsbtさんの「マネージャが仕事の仕組みを作る」でした。 僕自身は、エンジニア専門職の主席研究員兼シニア・プリンシパルエンジニアではありますが、特にペパボ福岡のエンジニア組織を現場でまとめる人間として、エンジニア組織を成長させる中で個々のエンジニアの成長をサポートしているという意味では、マネージメントに関する活動も兼ねております。 しばしば、インターネットサービスの高度化と複雑化の速度が早過ぎるため、グランドデザインができない、人が多過ぎても成立しない、少な過ぎても難しい、とういうような類のサービスを作り上げないといけない状況があります。その際に、厳密過ぎない役割を持たせ、それぞれが横断的にそれぞれのスタイルで、まるで、攻殻機動隊の世界におけるスタンドプレー
gigazine.net このGIGAZINEの記事、よくこれだけ調べてまとめたなあ、と思いながら読みました。 村田マリさんがやったこと、やろうとしていたことには、さまざなま意見もあるでしょう。 僕はこんなふうに、「読んだ人が健康を害するかもしれない、いいかげんな情報」を垂れ流していたことに憤りを感じています。 南場さんは、夫の闘病中に「ネットにはあまりにもバイアスがかかった『健康情報』が多すぎる」と感じたと仰っていたのに、なぜ、こんなことになってしまったのか。 この記事をみながら、僕は最近読んだ本のことを思い出していました。 それはこの『サイコパス』という新書です。 サイコパス (文春新書) 作者: 中野信子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/11/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るfujipon.hatenadiary.com 誤解を招かな
この記事はProduct Manager Advent Calendar 2016の7日目の記事として書かれました。6日目の記事はgackyさんのおじさん Product Manager サバイバルガイドでした。 はじめまして。GMOペパボ株式会社でディレクターとして働いています。@jitsuzon です。弊社ペパボには「プロダクトマネージャー」という名称の職位や役職は存在しないため、自称プロダクトマネージャーとして、サービスのあれやこれやに関わっています。自称に至った経緯はこちらのスライドをご参考ください。 いきなりですが、みなさんのチームは「良いチーム」でしょうか?どこが良いのでしょう?どのくらい良いのでしょう? この記事では、それをアンケートを用いて定量的に確認する方法について実践を元にお伝えしていきます。最近話題にのぼってくることも多い「心理的安全性」なんかも登場します。 背景 私
2015年に日本に上陸した米国発のコーヒーブランド「ブルーボトルコーヒー」。焙煎してから48時間以内のコーヒー豆のみを販売。バリスタが客の目の前で、1杯ずつ丁寧に淹れてくれるハンドドリップのコーヒースタイルが人気を博し、日本では東京の清澄白河、青山、新宿、六本木、中目黒、品川の6店舗を展開している。 昔ながらのハンドドリップを大切にしていると聞くとアナログな印象を持ってしまいがちだが、実はブルーボトルコーヒーは、さまざまな最新のテクノロジを活用しているハイテク企業だ。創業者であるジェームス・フリーマン氏に、テクノロジがブルーボトルのコーヒーにもたらす価値や、MIT出身の研究者と共同開発した新たなドリッパーへのこだわりを聞いた。 テクノロジでコーヒーの「味」が変わる ――ジェームスさんは、ブルーボトルコーヒーを創業する前は、クラリネット奏者だったそうですね。IT企業などのバックグラウンドがな
『なぜ、あなたの仕事が終わらないのか』の担当編集より連絡があって、彼が担当した新しい本『自分の頭で考えて動く部下の育て方』(文響社)の関連記事を私のブログに掲載してもらえないか、という話でした。 原稿を読んでみるととても興味深かったので、そのまま掲載します。書き手は、『自分の頭で考えて動く部下の育て方』の著者であり、国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」上級研究員の篠原信さん。 ◇ ◇ ◇ ■ずぼら人間の周りに優秀な部下が集まる? 「指示待ち人間ばかり、自分の頭で考えて動かない」という嘆きの声をよく聞く。不思議なことに私の研究室には指示待ち人間は一人もいない。パートの女性3名も他の研究室がうらやむほど優秀。9年連続で私のところに来た学生もことごとく自分の頭で考えて行動する。指示待ち、なんのこと? という感じ。たぶん私がテキパキ指示を出せない人間なので、そのうち周囲があきれて、自
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