『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』など、『週刊少年ジャンプ』の漫画作品を原作としたアニメーション作品、いわゆる「ジャンプアニメ」が、近年とくに予想を超えた大ヒットを記録し、さらには『SLAM DUNK』のアニメ映画、『聖闘士星矢』実写映画のように、過去の人気タイトルを原作とした作品も続々公開されている。 この度アニメ映画化作品として公開された『SAND LAND』もまた、『週刊少年ジャンプ』を代表する漫画家・鳥山明が、大ヒット作品『DRAGON BALL』の連載を終えた後、2000年に短期連載した漫画を基に、サンライズ、神風動画、ANIMAが制作したもの。このような企画がいま成立するというのは、現在のジャンプアニメの勢いの強さと、鳥山明のネームバリューの大きさが感じられるところだ。 『DRAGON BALL』は現在も、映画、TVアニメ、漫画などで『ドラゴンボール超』というかたちで製作されているが、