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格差に関するmmsuzukiのブックマーク (32)

  • 【書評】労農派ピケティは「バラモン左翼」を乗りこえられるか──トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』評|梶谷懐

    リベラル知識人はなぜ「バラモン左翼」と呼ばれるか 東浩紀は、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン)や『訂正する力』(朝日新書)などの最近の著作のなかで、次のようなカズオ・イシグロの言葉にたびたび言及している。 俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。[★1] 東は、開放性を掲げるリベラル知識人が、実は同じ心情や生活習慣を持つ人々の中で閉じたサークルを作っている、という実態を批判する文脈でこの発言に触れている。確かにそれも重要な視点だろう。そのうえで、ここではイシグロがそれに続けて語った内容により注意を向けたい。 私は最近とよく、地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどう

    【書評】労農派ピケティは「バラモン左翼」を乗りこえられるか──トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』評|梶谷懐
  • 「日本人はみんな貧乏になる」岸田政権の"新しい社会主義"ではだれも幸せになれないワケ 「共同貧困」の地獄がやってくる

    なぜ日の景気はいつまでも良くならないのか。モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史さんは「岸田政権の『新しい資主義』では日人は貧乏になるだけだ。格差是正や分配よりもやるべきことがある」という――。 「新しい社会主義」に傾きつつある日 岸田文雄首相は「新しい資主義」を旗印に掲げている。政権発足から3カ月が経過したが、私はいまだにこの言葉に違和感を覚える。「新しい社会主義」の間違いではないか、と思うことがある。 この「新しい資主義」という言葉を聞くたび、私は、JPモルガン勤務時代に部下の外国人たちが「日は世界最大の社会主義国家だ」と言い残して帰国していったことを思い出す。それが彼らが数年間、日で働き生活したうえでの実感だったのだ。 同じように「日は世界で最も成功した社会主義の国」と揶揄やゆされることがある。護送船団方式や強固な官僚制、国民皆保険制度な

    「日本人はみんな貧乏になる」岸田政権の"新しい社会主義"ではだれも幸せになれないワケ 「共同貧困」の地獄がやってくる
  • 日本の年収、30年横ばい 新政権は分配へまず成長を データが問う衆院選の争点 - 日本経済新聞

    衆院選(31日投開票)に向けた論戦が格的に始まった。経済政策での重要な論点は成長と格差是正のどちらに軸足を置くかだ。与野党は生まれた富をいかに「分配」するかを公約で競うが、日の平均年収は横ばいが続く。格差よりも、まずは低成長を抜け出し、分配のためのパイを拡大するほうが優先度が高い。分配のルートの一つが富める者からの富の移転だ。日は米英に比べて富や所得の偏在が小さい。経済協力開発機構(OE

    日本の年収、30年横ばい 新政権は分配へまず成長を データが問う衆院選の争点 - 日本経済新聞
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/10/22
    “厚生労働省によると所得1000万円以上の世帯は2018年時点で全体の12%で、1996年のピーク(19%)から7ポイント低下した。”
  • 「GAFAに富が集中し低賃金労働者が増大する」ITの雇用破壊で日本はこれから超格差社会に突入する 「工業化の時代」とは構造が違う

    ITの発達が既存産業の雇用破壊を生んでいる マイクロソフトやGAFAのような商業主義的な企業が情報産業で支配的になったことで、ITは雇用問題を引き起こさなかったかと言うとそうではない。 確かに、無料のソフトウェアが、有料のソフトウェアを駆逐し、プログラマが軒並み失業するといった事態には至らなかった。 けれどもその代わりに起っているのは、ITによる既存産業に対する雇用破壊だ。特にアメリカで、中間所得層が主に従事する事務労働の雇用量が、ITによって急速に減らされている。具体的には、コールセンターや旅行代理店のスタッフ、経理係などだ。 代わって増えているのが、低所得者が主に従事する肉体労働と、高所得者が主に従事する頭脳労働である。 図表1において、0%の水平線よりも上にグラフが伸びているのは雇用の増大を示しており、下にグラフが伸びているのは雇用の減少を示している。すなわち、低所得と高所得の職業で

    「GAFAに富が集中し低賃金労働者が増大する」ITの雇用破壊で日本はこれから超格差社会に突入する 「工業化の時代」とは構造が違う
  • なぜ「ウォール街」を占拠したのか 10年後の証言 - 日本経済新聞

    格差是正を求める抗議デモ「ウォール街を占拠せよ」運動は17日に10年を迎えた。全米のみならず世界中で共感を呼び、抗議活動は主要都市に広がった。59日間におよぶ占拠は警察による強制排除で幕を閉じたが、そのレガシー(遺産)は大きい。当時の参加者に話を聞いた。中東エジプトの民衆蜂起に感化タハリール体験の準備はいいか? テントや堂、バリケードを設営してウォール街を占拠しよう――。2011年7月、反

    なぜ「ウォール街」を占拠したのか 10年後の証言 - 日本経済新聞
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/09/21
    “18~34歳の回答者のうち、資本主義という言葉を肯定的に捉えると答えた割合は49%にとどまり、19年調査(同58%)から低下。一方、社会主義に肯定的な反応を示した比率は5割に達した。”
  • 東京23区×格差と階級 橋本 健二(著/文) - 中央公論新社

    紹介 田園調布や六木ヒルズ、山谷地区やシャッター通り、ホームレスが住む公園まで。東京23区内をほんの数キロ歩くだけで、その格差の宇宙が体感できてしまう。東京は、世界的にみて、もっとも豊かな人々と、もっとも貧しい人々が住む「階級都市」だ。そんな23区の姿を、格差に関するさまざまなデータをもとに詳細に分析。その実態を明らかにするとともに、「階級都市」が潜む危うさを、どう克服すればいいのかについても考えていく。 橋 健二 (ハシモトケンジ)  (著/文) 1959年石川県生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)。東京大学教育学部卒業、同大学大学院博士課程修了。著書に『新・日の階級社会』(講談社現代新書)、『アンダークラス―新たな下層階級の出現』(ちくま新書)、『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』(河出新書)、『中流崩壊』(朝日新書)、『アンダークラス2030』(毎日新聞出版)などがある。

    東京23区×格差と階級 橋本 健二(著/文) - 中央公論新社
  • 上林陽治『非正規公務員のリアル』 - 西東京日記 IN はてな

    ある制度が良いのか悪いのかというのはなかなか難しく、簡単には判断を下せないケースが多いのです。例えば、選挙制度は小選挙区制がいいのか比例代表制がいいのか、日型の雇用制度が良いのか悪いのか、といったことは一概には判断を下せないと思っています。 そんな中でも、個人的に明確に「悪い制度だ」と考えているのが、外国人の技能実習制度と、書のテーマである非正規公務員の問題を含む地方公務員の人事をめぐる制度で、特に後者は新卒に重い価値を日の就職市場のあり方や、男女の格差の問題の解決にもつながっていく非常に重要な問題だと思っています。 書は、そんな非正規公務員の問題を扱ったであり、2012年に出版された同じ著者による『非正規公務員』の問題意識を受け継ぐです(未読ですが2015年に『非正規公務員の現在』というが出版されている)。 非正規公務員の低待遇と不安定な身分を告発するとともに、この問題を改

    上林陽治『非正規公務員のリアル』 - 西東京日記 IN はてな
  • ユーチューバーが払わなかった税金は、私たちが払うことになる──経済学者ガブリエル・ズックマン | アメリカは「税率90%超の時代」を思い出すべき

    「個々の富の最大化」が優先事項 ——スペインでは最近、ユーチューバーの一部が「多額の税金を払っているためアンドラに移住する」と公言したことをめぐる議論がありました。興味深いのは、若いフォロワーの多くがそれを支持した一方で、年配の人たちが、それを不正だと指摘した点です。これは「考え方」を変えなければならないとするあなたの意見からすると、あまり望ましくないことのように思えます。 これは世代間の問題ではないように思います。それより、前に進む唯一の方法は、個人がその富を最大化することであり、税金はその妨げになると考える人たちがいることが問題なのだと思います。 そのようなイデオロギーは存在しますが、若い世代にはそれほど浸透していません。少なくとも米国の世論調査によると、若者は累進課税制を圧倒的に支持しています。 それより私が懸念しているのは、多くの人が「何もできない」と思っていることです。「ユーチュ

    ユーチューバーが払わなかった税金は、私たちが払うことになる──経済学者ガブリエル・ズックマン | アメリカは「税率90%超の時代」を思い出すべき
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/04/12
    “フランクリン・ローズヴェルトは1942年、議会でこう発言しました。 「いかなる米国人も税引き後の所得が2万5000ドルを超えるべきではないと信じている」 これは現在の100万ドル(約1億円)に相当”
  • 経済学者ガブリエル・ズックマン「格差をつくったのは富裕層への低税率政策です」 | 「つくられた格差」の解消策

    「富の集中と格差」の解決策とは? パリ出身の経済学者ガブリエル・ズックマン(34)。彼のキャリアに決定的な影響を与えたのは、若い頃に経験した2つの出来事だった。 1つは、思春期に起きた衝撃的な政治上の出来事。2002年のフランス大統領選(2回投票制)の1回目の投票で極右のジャン=マリー・ル・ペンが社会党のジョスパンを破り、2回目の投票に進んだことだった。 ズックマンは抗議デモに参加し、それ以来、彼はこのような嘆かわしい事態が再び起きないようにするにはどうすればいいかを懸命に考えてきた。そして「グローバリゼーションと正義は両立しない」という思想は、人々を超国家主義的で外国人嫌いのリーダーに惹きつけることを理解しはじめた。 もう1つは、2008年のリーマンショックだ。パリ経済学校でトマ・ピケティに師事し、博士号を取得したばかりだったズックマンは、リーマン・ブラザーズが破綻した次の月曜日にはじめ

    経済学者ガブリエル・ズックマン「格差をつくったのは富裕層への低税率政策です」 | 「つくられた格差」の解消策
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/04/12
    “1980年以降の平均所得の成長率が1.4%という数字の裏には、労働者階級の成長率は0%なのに対して、上位1%の成長率は5%や6%である事実が隠されています”
  • 高学歴は賃金2倍に 格差埋める教育アップデート パクスなき世界 夜明け前(4) - 日本経済新聞

    教育は万人に開かれていますか――。「もうログインしたくない」。米西海岸シアトル市のアドリエン・マックイアンさんの娘、アリアさん(9)は2020年9月、学校のオンライン授業初日で打ちのめされた。生徒同士のあいさつもなく朝から画面を見続ける6時間は苦痛でしかなかった。マックイアンさんは私的な学習活動「ポッド」の利用を決めた。【前回記事】信頼の置ける隣人や友達同士で教師を雇い、超少人数の授業を受ける。新型コロナウイルスの感染拡大で対面授業が規制された米国で台頭し、情報交換のためのフェイスブックページの参加者は4万人に達した。アリアさんは午前7時40分から午後2時半まで授業を受けている。教師1人を雇う1家庭あたりの費用は月800ドル。マックイアンさんの家計では費や光熱費を上回る出費だが、「成長には大事な時期。勉強の質と友人関係を考えれば払う価値がある」。コロナ禍は各国で一般市民の教育への不安を増

    高学歴は賃金2倍に 格差埋める教育アップデート パクスなき世界 夜明け前(4) - 日本経済新聞
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/02/25
    “信頼の置ける隣人や友達同士で教師を雇い、超少人数の授業を受ける/教師1人を雇う1家庭あたりの費用は月800ドル。”
  • 「GoToトラベル」が実質的に富裕層への再分配のようになっている件 - 🍉しいたげられたしいたけ

    うちのブログではGoToキャンペーンに対する悪口をすでにさんざん言っているのに、まだ足りないのかと言われるかも知れないが、まだ足りない。 悪口というより、脱力感のようなものを覚える機会が相次いだ。 実家に、身内がよく使う旅行代理店から、ダイレクトメールが届くようになった。 以前はひんぱんに届いていたのだが、コロナ禍の影響で一時期めっきり減っていたのだ。 見せてもらった。 厚みは以前に比べてずいぶん薄くなっていた。 ページをめくって「あ、なるほど!」と思った。高級プラン集のようになっていたのだ。 一例として、有名ホテルや有名旅館に一泊5万3~4千円、キャンペーン適用で負担額4万5~6千円だったかな。それに何千円かのクーポン券による還元が加わる。 それよりも、ページの配色が以前の高級プランのページのものになっていたのが印象的だった。以前であれば、高級プランと一般向けお値打ちプランが別の冊子にな

    「GoToトラベル」が実質的に富裕層への再分配のようになっている件 - 🍉しいたげられたしいたけ
  • リチャード・ボールドウィン「新型コロナ暴動シナリオ:格差と感染の混合爆弾」

    Richard Baldwin “The COVID-19 upheaval scenario: Inequality and pandemic make an explosive mix” VOXEU, 15 March 2020 医療専門家の推測が示唆するところでは,アメリカの病院の収容能力はイタリアと同程度の新型コロナ症例の急増に対処するに足りていない。患者の選別をしなければならない状況にアメリカの病院が陥るのを避けることは,非常に多くのアメリカ人が医療へのアクセスに問題があり,数十年に及ぶ経済的低迷と格差の拡大に由来する激怒の兆候,幅広く銃が所有されていることを考えれば,とりわけ重要だ。そのためには,注意深すぎるほどに注意し,即時かつ大規模に社会的距離をとることが必要だ。 3月11日,疫学博士でハーバード大学公衆衛生大学院の感染症動態研究所所長のマーク・リプシッチは,私たちに対して

    リチャード・ボールドウィン「新型コロナ暴動シナリオ:格差と感染の混合爆弾」
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2020/03/24
    “一方でエリートが市立病院での集中治療に優先アクセスを得つつ,その一方で中間所得層の人々が公立病院から追い返されている/この物語が暴力的な形で終わることは容易に想像できるのではなかろうか”
  • (インタビュー)ラディカルにいこう 米政治経済学者、グレン・ワイルさん:朝日新聞デジタル

    私有財産も、1人1票も、廃止しよう――。「資主義と民主主義の国」たる米国で、34歳の学者がその前提や常識に疑問を突きつけ、世界で論争を呼んでいる。成長が鈍り、格差だけが広がる資主義を乗り越え、デジタル時代の民主主義を機能させるための「ラディカル」(根的・急進的)な処方箋(せん)とは。 ―…

    (インタビュー)ラディカルにいこう 米政治経済学者、グレン・ワイルさん:朝日新聞デジタル
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2020/01/23
    “有権者に一定のポイントを配り、それを元手に票を『買う』仕組み/米コロラド州議会では、予算の優先順位をめぐる議員の思いの強弱を反映させるため、この仕組みを実践済み”
  • ピケティが断言「『ビリオネアが経済成長を後押しした』なんて大嘘です」 | 【時短】新刊『資本とイデオロギー』の要旨をピケティ本人が解説

    【時短】新刊『資とイデオロギー』の要旨をピケティ人が解説 ピケティが断言「『ビリオネアが経済成長を後押しした』なんて大嘘です」

    ピケティが断言「『ビリオネアが経済成長を後押しした』なんて大嘘です」 | 【時短】新刊『資本とイデオロギー』の要旨をピケティ本人が解説
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2019/12/18
    “25歳になったら誰でも一律に12万ユーロ(約1500万円)の資本を支給されるという仕組み”
  • ピケティさん、「格差が生まれる仕組み」を知れば格差はなくせるんですか? | 【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(1)

    フランスの経済学者トマ・ピケティが2013年に発表して世界中の注目を集めた『21世紀の資』は、かの「クズネッツ曲線」を提示したサイモン・クズネッツのテーゼを完全に覆し、長期的に資収益率(r)が経済成長率(g)を上回る(r>g)以上、資主義を放置すれば必然的に経済的不平等が拡大するということを、広範な歴史的データを駆使して実証しただった。 そのピケティが、2019年9月に『資とイデオロギー』を上梓した。この新著が、前著にもまして夥しい資料を引いて明らかにするのは、主として、世界のどの地域を見ても、どの時代に着眼しても、経済的不平等が維持されるのは自然の成り行きではなく、それを正当化する物語やイデオロギーの神話的効果にほかならないという事実だ。ピケティは、とりわけ19世紀の西洋先進国における私有財産の聖域化を厳しい眼で考察している。 しかし、このは、異例の大著だった『21世紀の資

    ピケティさん、「格差が生まれる仕組み」を知れば格差はなくせるんですか? | 【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(1)
  • この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした

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    この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした
  • 参院選:なぜ安倍政権を倒すことができないのか

    自民党は野党よりまともなのか?(7月20日、秋葉原で参院選最終日の街頭演説を行う安倍首相) Issei Kato-REUTERS <安倍政権を支えたバブルを潰せば貧困層も傷つくので野党には潰せない。ポピュリズムにポピュリズムで対抗しないまともな野党は票が減る。どちらに転んでも良い政策が実現できる見込みはない> 経済政策から言えば簡単だ。 野党もすべてアベノミクスと同じ政策を主張しているからである。 要はポピュリズム、負担先送りですべての党が一致している。 これではアベノミクスを批判しても、それはイメージ戦争に過ぎない。アベノミクスで格差が広がったか、株価が上がり景気がよくなったか、どちらを強調するかの違いに過ぎない。 イメージ戦略では安倍陣営の大勝利で、アベノミクスの最大の勝因はマーケティングイメージ戦略に成功したことである。 デフレ脱却、という呪文は素晴らしく効果をあげた。 野党は格差が

    参院選:なぜ安倍政権を倒すことができないのか
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2019/07/24
    “資産バブルで得をするのは富裕層、崩壊で一番苦しくなるのは景気が悪くなって失業する貧困層だから、バブルつぶしは結局貧困層の敵ということになる。”
  • タワマンで目覚めた階級意識 格差、広がる自己責任論:朝日新聞デジタル

    非正規雇用で所得も低い新しい階級「アンダークラス」が拡大しつつある――。日社会の現状をそう分析し、警鐘を鳴らしてきた社会学者の橋健二さん(早稲田大学教授)に、変わりゆく日のいまを聞いた。 アンダークラスという「リアル」 ――日社会の分析には「階級」という視点が欠かせない、と長く主張してきました。 「もうかれこれ40年近く前からです。でも、階級論は当時から『古くさい』と評判がよくなかった。『何でそんなことやっているんだ』と言われました。日は概して中流意識が強い社会。階級という言葉にリアリティーが感じられない、とも言われてきました」 ――それが変わってきたということですね。「アンダークラス」とはどういう人たちを指すのですか。 「非正規雇用の労働者のうち、夫のいるパートの主婦を除く人たち。これが私の定義です。実はアンダークラスという言葉は2006年に発表したでも使い、分析しましたが、

    タワマンで目覚めた階級意識 格差、広がる自己責任論:朝日新聞デジタル
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2019/07/18
    “タワーマンションとは、日本版の(周囲と分離された)『ゲーテッド・コミュニティー』ではないでしょうか。”
  • 50歳ひきこもり、考えたくない未来 「老後はひとり」:朝日新聞デジタル

    「非正規で長く働いてきました。体に負担のかかる仕事ばかりで、どんなに頑張っても、月給は20万円に届かない。結局、転職の繰り返し。しかも精神疾患を患い、自宅にひきこもりました」――。 そんな書き出しで始まる投稿が6月、朝日新聞に届いた。「中高年ひきこもり61万人」の特集記事を読んだ、千葉県の男性(50)からだった。新聞投稿が、唯一の生きている証し。そう書いてあった。 男性の自宅を訪ねた。幹線道路沿いにある、築20年を超す木造家屋だった。70代の母親と2人暮らし。寝起きしている2階の自室の窓から、通りの車の音が、かすかに響く。棚には「非正規社員」「転職」関連のがあった。 自己否定と将来の不安 「ウチしか居場所がない。年を重ねて、就労が難しいこともわかっている。結婚は絶望的でしょう。これからの生活や老後を考えると、胸が苦しくなる」。8畳間の畳の上で、男性は、自己否定の思いと将来不安にじっと耐

    50歳ひきこもり、考えたくない未来 「老後はひとり」:朝日新聞デジタル
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2019/07/07
    “「50代のコンビニエンスストアのオーナーさんから医療費の減免申請があった」/売り上げからアルバイトの人件費や本部への指導料などを払うと、残るのは月数万円か赤字という状況が続き、治療費の負担が困難に”
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    mmsuzuki
    mmsuzuki 2017/12/07
    “正社員が契約社員の3倍の給料をもらっている会社があったとしても、「だって正社員は非正規の人たちの3倍の価値のある仕事をしていますから。あの人たちは誰でもできる単純作業しか経験していないから賃金格差は合