Published 2024/05/11 09:25 (JST) Updated 2024/05/11 12:13 (JST) 【ワシントン共同】米議会専門紙ヒルは10日、トランプ前大統領の三男バロンさん(18)が南部フロリダ州の共和党代議員を辞退したと報じた。トランプ氏の妻メラニアさんの事務所は「先約があるため」と理由を説明した。 フロリダ州共和党が8日、バロンさんを代議員の1人に選出。州の代表として大統領候補を指名する7月の党全国大会でトランプ氏に投票するはずだった。米メディアは政界進出に向けた動きだと報じていた。ヒルによると、トランプ氏は10日放送のラジオ番組で、バロンさんについて「政治が好きだ」と語った。
老いた男が独り、夜の闇の中で想像に耽る。そのこと自体が、何か特別であるわけではない。眠りにつく前のひとときに想像を巡らせることはありふれた行為だろう。だが、その男の想像している物語が、21世紀に入って内戦に突入した「もう一つのアメリカ」であるとすると、平凡に思えた風景はにわかに不穏な色合いを帯び始める。ポール・オースターの新作小説『闇の中の男』(原書は2008年刊行)は、ゆったりと過ぎる夜の時間と、想像のなかでめまぐるしく展開するアメリカ内戦という、緩急が奇妙に入り混じった語りによって開始される。 「アメリカ」という主題に対するオースターはどこか、密着はしないが、決定的に離れることもない、衛星のような位置を取る作家である。ニューヨークを現実から一歩遊離した記号世界のように描く初期の三部作から、アメリカ的な旅の変奏としての『ムーン・パレス』、1980年代から冷戦終結直後のアメリカの政治を色濃
トランプ前大統領の支持者らが起こした米連邦議会襲撃事件=米ワシントンで2021年1月6日、高本耕太撮影 米国が5年以内に内戦に陥る可能性があると答えた有権者は41%――。こんな刺激的な調査結果が保守系の米世論調査機関「ラスムセン社」から発表された。米国では政治や社会の分断が先鋭化し、両極化した人々がお互いを非難し合っている。半年後に控える11月の大統領選を受けて、互いへの不満が爆発するのではないかとの懸念が結果に反映された。 調査は4月21日から23日にかけて有権者1105人を対象に行われた。5月2日に公表された調査結果によると、今後5年以内に米国が内戦に見舞われる可能性を尋ねた質問に対し、「非常に起こりそうだ」「いくぶん起こりそうだ」と回答した人は合わせて41%だった。一方、「あまり起こりそうにない」と「全く起こりそうにない」は計49%。「分からない」は10%だった。 党派別でみると、「
米当局、ボーイング787を調査 検査未完了の恐れ 時事通信 外経部2024年05月07日08時43分配信 米航空機大手ボーイングのロゴマーク(AFP時事) 【ニューヨーク時事】米連邦航空局(FAA)は6日、米航空機大手ボーイングの787型機について新たに調査を始めたと発表した。同社が4月、翼と胴体の結合部分が適切に固定されたかどうかを確認する検査を完了していない恐れがあると報告したことを踏まえ、検査の実施状況や、従業員による記録改ざんの可能性を調べている。 チリ機事故、操縦席位置を誤操作か ボーイングが点検要請 ボーイングは生産途中のすべての787型機を再検査している。FAAは、既に航空会社で使われている機体に関しても対策を講じる必要があると述べた。787型機は、日系など多くの航空会社が採用している。 国際 コメントをする 最終更新:2024年05月07日18時02分
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【ワシントン=芦塚智子】米西部アリゾナ州の州議会上院は1日、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁じた160年前の州法を廃止する法案を可決した。下院は既に可決しており、ホッブス知事(民主党)が近く署名して成立する見通しだ。法案は民主党議員全員に加え共和党議員2人が賛成に回り、賛成16、反対14で可決した。アリゾナは11月の大統領選の激戦州の一つ。中絶の全面禁止には無党派や共和穏健派にも反対が多い。共和の
11月5日の米大統領選挙まで半年となった。日本経済新聞では連載企画「再戦2つの米国」で選挙戦の行方や主な争点、分断の背景などを分析した。特に力を入れたのが、米国の有権者が選挙に何を期待しているのか、生の声を聞くこと。「最悪の二択」ともいわれる選挙戦で米市民は揺れている。「テイラーが呼びかければ」1776年に独立宣言が採択された「建国の地」、東部ペンシルベニア州フィラデルフィア。大学3年生のデ
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