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ブックマーク / mainichi.jp (823)

  • 杉田水脈・総務政務官が辞職願 「反省したが真意伝わらなかった」 | 毎日新聞

    総務政務官の辞表を提出後、記者の囲み取材で心境を語る自民党の杉田水脈議員=東京都千代田区の総務省で2022年12月27日午後2時1分、幾島健太郎撮影 杉田水脈総務政務官(55)=自民党安倍派=は27日、松剛明総務相に辞職願を提出した。杉田氏はLGBTQなどの性的少数者を「生産性がない」と表現するなど過去の差別的発言が問題視されていた。 杉田氏は松氏との面会後、記者団に「私の過去の発言、拙い表現に厳しいご指摘があり、それを重く受け止めて反省し…

    杉田水脈・総務政務官が辞職願 「反省したが真意伝わらなかった」 | 毎日新聞
  • ついに交代…杉田水脈氏はなぜ抜てきされた? 透ける首相の慢心 | 毎日新聞

    総務政務官の辞表を提出後、記者の囲み取材で心境を語る自民党の杉田水脈議員=東京都千代田区の総務省で2022年12月27日午後2時1分、幾島健太郎撮影 自民党の杉田水脈(みお)総務政務官(55)=安倍派=が辞任に追い込まれる見通しとなった。過去に行った差別的な言動が激しい批判を浴びたのが理由だが、そもそも政権は杉田氏をなぜ抜てきしたのか。 「生産性がない」で謝罪・撤回 杉田氏は8月の内閣改造で総務政務官に就任。10月召集の臨時国会で政府の答弁者として「デビュー」した。だが、野党は杉田氏の過去の問題発言を次々に追及。終始「集中砲火」を浴び続けた。 特に問題になったのは、二つの表現だ。 一つは2018年の月刊誌「新潮45」への寄稿文の中でつづった、LGBTQなどの性的少数者に対する「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり生産性がない」との言葉だ。もう一つは、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレ

    ついに交代…杉田水脈氏はなぜ抜てきされた? 透ける首相の慢心 | 毎日新聞
  • 中国、新型コロナのゲノム解析禁止 感染爆発で変異株の情報統制か | 毎日新聞

    新型コロナウイルスが流行する中、病院にいる患者のベッド周辺に集まる親族ら=中国・河北省で2022年12月22日、AP 新型コロナウイルスの感染爆発が起きている中国で、中国政府が11月下旬、中国内に拠点を置く民間の受託解析企業に対して新型コロナウイルスのゲノム配列の解析を当分の間、行わないよう通知していたことが関係者の証言で明らかになった。中国政府は変異株の動向に関わる情報を厳格に管理することで、中国内で新たな変異株が発生した場合などに、国内外の世論に与える影響を最小限に抑える狙いがあるとみられる。 14億の人口を抱える中国での大規模感染で、新たな変異株が発生する懸念については米政府なども指摘している。中国の保健当局は解析や分析を続けるとみられるが、民間企業や研究機関が自主的に行う解析を制限し、情報統制を強めれば、ウイルスの変異の早期発見やワクチンなどの開発に影響を及ぼす懸念もある。 関係者

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  • 拡張する脳:国への忠誠心が解読される? 技術の危ない使い方 | 毎日新聞

    政治思想が他人に解読され、為政者の意にそぐわない者が暴かれる――。そんな暗い監視社会の到来を予感させるような研究が、6月にウェブサイトで公開された。 「(中国共産党員の)政治思想教育の受け入れ度を把握し、学習効果を評価できます」。中国東部・安徽(あんき)省の合肥総合国家科学センターの人工知能研究院は、思想教育の効果を可視化できるとうたう装置を、そう宣伝した。 連載「拡張する脳」第2部は以下のラインアップでお届けします。 第1回 脳に「音」を語らせる? 第2回 マスク氏が注目する新技術とは 第3回 脳波ビジネスは何をもたらすのか 第4回 「脳波買取センター」記者が足を運ぶと…(無料) 第5回 メタバースが脳と接続する時 第6回 バーチャル美少女ねむさんに聞く 第7回 脳波で車を操る時代は来るか 第8回 国への忠誠心が解読される? 第9回 機械に意識を「移植」 中国の学術界の総山「中国科学

    拡張する脳:国への忠誠心が解読される? 技術の危ない使い方 | 毎日新聞
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2022/12/22
    “米オハイオ州立大の研究グループは5月、脳をスキャンしてその人が保守派か、リベラル派かを識別できたとする論文を公表した。”
  • 「飽きている」「政策支持された」共和党内でトランプ氏巡る論争 | 毎日新聞

    11月の米中間選挙では、野党・共和党が連邦下院の過半数を奪還したが、上下両院とも獲得議席は伸び悩み、苦戦が予想された民主党が善戦した。共和党内では、接戦区でトランプ前大統領が支援する候補が相次いで敗れたことから、トランプ氏の責任を追及する声が上がっている。過去にも政治的逆風をはねのけてきたトランプ氏は、2024年の次期大統領選で党候補指名レースを勝ち抜けるのか。トランプ派と非トランプ派それぞれの立場から、20年大統領選でトランプ陣営に関与した米シンクタンク「アメリカ・ファースト政策研究所」のマーク・ロッター最高コミュニケーション責任者と、共和党反トランプ派の政治活動委員会「共和党の説明責任」政治局長を務めるガナー・レイマー氏に、中間選挙の分析と今後の展望を聞いた。【聞き手・秋山信一、写真も】 ロッター氏「前政権は減税や国防で実績」 米中間選挙では共和党が連邦下院の多数派を奪還した。議席数が

    「飽きている」「政策支持された」共和党内でトランプ氏巡る論争 | 毎日新聞
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2022/12/16
    “マイノリティーのコミュニティーの核となる信条や考え方は本来、共和党の保守思想と調和する。”
  • ペルー大統領選 23年12月に実施方針 前倒しでデモ沈静化図る | 毎日新聞

    南米ペルーのボルアルテ大統領は14日、大統領選を2023年12月に実施する考えを明らかにした。同国では左派、カスティジョ前大統領が7日に反逆容疑などで国家警察に拘束されて以降、支持者の抗議デモが激化して死者も出ている。選挙の前倒し方針を示すことで事態の沈静化を図る狙いとみられる。 ペルーの大統領の任期は5年。ボルアルテ氏は当初、カスティジョ氏の任期が満了する26年7月まで大統領を務める考えを示していた。しかし、総選挙の実施や議会の解散、ボルアルテ氏の辞任などを求めるデモ隊が空港の占拠や道路の封鎖、建物への放火、略奪など抗議行動を激化させた。これを受けボルアルテ氏は12日、26年4月の大統領選と議会選を24年4月に前倒し…

    ペルー大統領選 23年12月に実施方針 前倒しでデモ沈静化図る | 毎日新聞
  • オシント新時代~荒れる情報の海:米陰謀論、日本から発信か 「Qアノン主宰者」?札幌在住 | 毎日新聞

    2022年の米中間選挙への立候補を表明したロン・ワトキンス氏(右)=ドキュメンタリー「Qアノンの正体/Q:INTO THE STORM」の一場面から(U-NEXTより)© 2021 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc その男性は、ゆっくりと外階段を下りてきた。昨年12月中旬、底冷えのする札幌の住宅街の一角。迷彩柄の上着姿だった。 目が合った。男性はきびすを返し、下りてきたばかりの階段を一気に駆け上がった。 名前を呼んだ。男性は振り向きもしない。自宅に入ると、インターホンに応答しなかった。 この男性は米国人のロン・ワトキンス氏。極右系陰謀論「Qアノン」の舞台となったインターネット匿名掲示板の管理人だった

    オシント新時代~荒れる情報の海:米陰謀論、日本から発信か 「Qアノン主宰者」?札幌在住 | 毎日新聞
  • 外事大事:習体制とマスク氏の親和性=坂東賢治 | 毎日新聞

    中国が成し遂げた経済的繁栄、特にインフラは当に素晴らしい。ぜひ一度訪れて、自分の目で確かめてほしい」。昨年7月1日、中国共産党創立100年を祝う新華社の配信にリツイートしたのはツイッター買収で世を騒がせるイーロン・マスク氏だ。 米電気自動車大手「テスラ」は3年前から上海で生産を始めた。最高経営責任者のマスク氏は中国指導部と交流してきた。李克強首相との会談で「中国が大好きなのでもっと頻繁に来たい」と語り、合法的な永住資格を付与する「中国版グリーンカード」の提供を持ちかけられたこともある。 習近平国家主席に次ぐナンバー2の政治局常務委員になった李強(りきょう)氏も上海市党委書記時代に数回会談した。新型コロナウイルス対応で市民の批判を浴びた李強氏だが、テスラ誘致が来春に予定される次期首相就任につながった業績の一つとされる。

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  • 華やぐ街と防護服の私 終わらぬコロナの波 退職決めた看護師の空虚 | 毎日新聞

    繰り返す波に女性看護師が記入した退職届の様式。女性は仕事を続けたことで娘を感染させたと自責の念も感じていた。(画像の一部を加工しています) 大阪市内の発熱救急外来で新型コロナウイルス患者の対応にあたってきた30代の女性看護師が11月、8年勤務した病院に退職届を出した。元気になった患者の笑顔に励まされて続けてきたが、相次ぐ感染の波に気持ちを維持できなくなったという。コロナと対峙(たいじ)してきた女性の約2年半に迫った。 休日出勤が常態化 コロナ流行が格化した2020年初夏、女性が勤務していた病院の救急外来に発熱外来が併設された。救急外来を担当していた女性は兼任することになり、当初は「そのうち誰かと交代できるだろう」とやや楽観的に考えていた。 発熱外来では、屋外のテントで患者の対応にあたった。真夏は防護服の中に熱がこもり、頻繁に熱中症のようになってべることができなくなった。第3波に入った2

    華やぐ街と防護服の私 終わらぬコロナの波 退職決めた看護師の空虚 | 毎日新聞
  • ジェネリックなど3000品目超が供給停滞 業界が抱える特殊事情 | 毎日新聞

    後発薬の供給不足は先発薬の流通にも影響を及ぼしている=東京都千代田区で2022年2月22日、小川祐希撮影 病院や薬局などで購入できるジェネリック医薬品(後発薬)が、脆弱(ぜいじゃく)なサプライチェーン(供給網)の上に成り立っているのを知っているだろうか。製造工程に関する不正が相次いだ影響で、新薬(先発薬)を含め3000品目以上の供給が滞り、現場で混乱が生じている。取材を進めると、簡単には解きほぐせない医薬品業界が抱える複雑で特殊な「事情」が見えてきた。【小川祐希】 後発薬 値段安く市場は急拡大 後発薬は、先発薬同様、国が薬の値段(薬価)を決めている。先発薬の特許が切れた後、先発薬と同じ有効成分で製造されるため、研究開発費が少なくて済む代わりに薬価が低く抑えられている。効果は先発薬と同じで、患者の薬剤費の負担が少なくなるだけでなく、国の医療費削減にも一役買っている。政府の後押しもあって市場は

    ジェネリックなど3000品目超が供給停滞 業界が抱える特殊事情 | 毎日新聞
  • 今はカピバラの入浴 官房長官が携帯電話のシールににじませる思い | 毎日新聞

    松野博一官房長官の携帯電話に貼られた「GUP」のシール=東京都千代田区で2022年11月15日午後2時35分、村尾哲撮影 松野博一官房長官が、自身の携帯電話にいっぷう変わったシールを貼っている。「酒気帯び電話禁止」「悪霊退散」など時節や気分に応じて貼り替えており、最近愛用のシールは「GUP」だ。岸田文雄内閣の番頭役である松野氏が、携帯シールににじませる思いとは――。 情報が命の政治家にとって、スマートフォンなどの通信機器は肌身離すことのできない仕事道具だ。政権の総合調整役として機微な情報を扱う松野氏は、盗聴リスクが比較的少ない従来型携帯(ガラケー)を愛用している。 その携帯に、ある時は「酒気帯び電話禁止」シールを貼っていた。生活用品メーカー、ライオン出身の松野氏は温厚で控えめな性格で、官房長官になって以降も自己主張を控えて首相の支え役に徹していることから、国内最上位の「中間管理職」などと称

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  • 居酒屋との矛盾、説明できますか? 子供の9割「黙食やめて」 | 毎日新聞

    カチャ、カチャ、カチャ……。箸やスプーンが器と触れる音が、静まりかえった教室に響く。が細く、べるのが遅い小学2年の女児にとって給は恐怖の時間になった。 「とにかく前だけを見て、黙ってべましょう」。小学校入学時に、こう指導された。それまで通っていた保育園では給時の静かなおしゃべりは許されていたが、小学校では「黙」が徹底された。 新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されてから来年1月で3年。母親の小野真帆さん(30)は、世の中全般の感染対策が緩和に向かうなかで、学校の黙が続く現状に疑問を感じる。

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  • 学校の黙食見直しは? 政府分科会委員が語った本音 | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの感染対策を巡り、飲店への自粛要請などが緩和されるなか、なぜ多くの学校で「黙」が続けられているのか。政府の新型コロナ対策分科会委員に尋ねると、黙緩和に向けた二つのカギが浮かび上がった。【大沢瑞季】 「そもそも黙は子どもたちにとって、好ましいことではありません。感染症に注意しながら、緩めるところは緩めて、普通のことができるようにするのが来の学校の姿ではないでしょうか」 分科会委員を務める岡部信彦さん(川崎市健康安全研究所長)は、漫然と続く黙に疑問を呈した。大人の世界では、感染リスクをなるべく抑えながら社会経済を回すため、感染状況に応じてさまざまな規制が緩和されてきた。 岡部さんは「『子どもの社会』である学校でも、勉強だけではなく、他者とのコミュニケーションや遊びもひっくるめた教育を戻す必要があります」と強調する。 それには、文部科学省策定の「衛生管理マニュアル」

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  • 中間選挙が米国の未来を左右? 民主、共和が上院巡り最後の攻防 | 毎日新聞

    米中間選挙(8日投開票)は最終盤を迎え、連邦上院(定数100)の選挙で民主、共和両党のどちらが多数派となるかが焦点となっている。連邦下院選(定数435)では野党・共和党が多数派を奪還するとの見方が強まる中、人事承認権などを持つ「格上」の上院を巡って両党は最後の攻防を繰り広げる。 「オバマ人気」にあやかる民主 「ジョー(バイデン大統領)は毎日、皆さんのために戦っている。皆さんの収入がもっと増えるように、できるだけのことをやっている」 10月28日夜、南部ジョージア州アトランタ近郊で開かれた与党・民主党の集会で、オバマ元大統領が袖をまくり上げた白シャツ姿で壇上に姿を現すと、かつてのように「イエス・ウィ・キャン」のかけ声が響いた。 民主党によると、集まった聴衆は7000人以上。オバマ氏は大統領職を離れて5年9カ月が過ぎ、白髪も目立つ。だが、演説中に何度も飛ぶ「愛している、オバマ」の呼び声は、今も

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  • 特集ワイド:午後のおしゃべり 戦争観、根底から揺さぶられ 写真家・渋谷敦志さん | 毎日新聞

    ウクライナのブチャにある聖アンドリア教会のアンドリー・ハラウィン司祭。「クリミアやドンバス侵略時、国際社会は何もしてくれなかったが、今度は見て見ぬふりをしないでほしい」=渋谷敦志さん撮影 主にアジア、アフリカの難民取材を続けてきた写真家、渋谷敦志さん(47)は、いつになく張りつめた顔をしていた。興奮冷めやらぬ、どこか殺気立った顔だ。雑談を始めて合点がいった。ウクライナを3週間ほど回ってきたらしい。 まずは新刊「僕らが学校に行く理由」について聞いた。戦場の子供を紹介し、日の子に学校に行けるありがたさを説くかと思ったら、そうではなかった。援助団体に頼まれ難民を撮ったとき、<心のスイッチをオフにしてなりふり構わずシャッターを切ればいい>と挑んだが、<僕がもっとも撮りたいと思っていたものは、僕がもっとも見たくないものだった>と気づく。「体が拒否するのに半ば機械的に撮ると、夜寝られなくなり、心の

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    mmsuzuki
    mmsuzuki 2022/10/23
    “上から戦意をあおられ、ナショナリズムで動いているというより、家族や生活を守るために武器を取る。銃を取らなくても軍に寄付するなどそれぞれの戦い方で行動を起こしている”
  • 「核のタブー」が破られる時 専門家が指摘する二つの可能性 | 毎日新聞

    「カミカゼ・ドローン」と呼ばれるロシア軍の無人機が着弾し、爆風に舞う土砂=ウクライナの首都キーウで2022年10月17日、AP ロシアが2月にウクライナに侵攻して以降、世界に影を落とし続けるのがプーチン露大統領による核使用の懸念だ。仮に使用されるとすればどのような形を取るのか。ウクライナ戦争の分析で知られ、核抑止理論を専門とする防衛研究所の高橋杉雄・防衛政策研究室長に聞いた。【和田浩明】 危険な局面すでに3回 ――ロシアが核兵器を使う可能性はあるのでしょうか。現状をどう見ますか。 ◆今回の紛争ではこれまでに3回、ロシアによる核兵器の使用を懸念した局面がありました。1回目は3月中旬。ロシア軍は首都キーウ(キエフ)攻略を諦めて撤退しましたが、再攻略を目指して第2次攻勢をかけるならば核兵器が使用される可能性があると考えていました。 2回目は4月の東部ドンバス地域をめぐる攻防戦です。特に激戦地だっ

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  • 地図愛あふれるツイートに反響 ゼンリンらしさ生かした真面目な遊び | 毎日新聞

    地図情報のゼンリンが、公式ツイッターで「地図愛」あふれる発信を続けている。ユニークな記念日にちなむ地名など地図をテーマにフォロワーと交流。つぶやきをきっかけに新たな「発見」も生まれている。知的好奇心をくすぐる地図の魅力とは。 東日大震災きっかけで開設 「小学校のときの修学旅行先を、出身都道府県と一緒に教えてください!」。4月、ゼンリンは公式アカウントにこんな投稿をした。出身の異なる人たちが集まる職場や大学の懇親会などで話題になりそうな問いかけに、約1万5000件の回答が寄せられた。 担当者は結果を分析し「#小学校の修学旅行先といえば」のハッシュタグで、全国47都道府県別に結果を発表した。東京都は日光市(栃木県)、大阪府は広島県、福岡県は長崎県などの傾向をもとに、最後は集計結果を手描きの日地図でまとめた。フォロワーからは修学旅行の思い出が寄せられ、<まさにこの通りだったし来てる修旅生もた

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  • 「憎悪に疲れた」 ヘイトクライム深刻化の米 元ネオナチ男性の後悔 | 毎日新聞

    米国で白人至上主義者によるヘイトクライム(憎悪犯罪)が後を絶たない。「意図的に有色人種の移民を増やし、米国を白人から乗っ取ろうとする動きがある」などと主張する陰謀論も絡んで深刻化。過激主義は11月の中間選挙で共和党と民主党の対立軸になっている。【米ウィスコンシン州ミルウォーキーで鈴木一生】 「自分の存在が容疑者に影響を与えた」 米中西部ウィスコンシン州のアーノ・ミハエリスさん(51)は、白人至上主義者によるヘイトクライムが起きるたびに、胸がざわつく。特に、10年前のあの日のことは、今でも鮮明に覚えている。 容疑者を白人至上主義のグループに誘ったのは、自分ではないのか――。2012年8月5日、同州オーククリークのシーク教寺院で男が銃を乱射し、シーク教徒ら6人が死亡、4人が負傷した。男が白人至上主義者だと知ったミハエリスさんは嫌な予感がし、インターネットで情報をかき集めた。じっとりと汗ばみ、そ

    「憎悪に疲れた」 ヘイトクライム深刻化の米 元ネオナチ男性の後悔 | 毎日新聞
  • 欧米とアジアで大きく異なる「ウィズコロナ」 全数把握、海外では | 毎日新聞

    エリザベス英女王の死を悼む市民。新型コロナウイルス対策に伴う各種の行動規制は撤廃されており、マスク姿の人を見つけるのは難しい=ロンドンで2022年9月11日、ロイター 新型コロナウイルスの感染者数は日が8週連続で世界最多――。そんな報道を目にして驚いている人も多いのではないだろうか。では、実際はどうなのだろうか。世界各国・地域の実情を調べると、その背景が見えてきた。 感染者数「日が世界最多」は誤り? 海外では全数把握を実質的に取りやめたり、隔離期間を大幅に短縮したりする国が増えている。 米国では医療機関などで実施するPCR検査については、検査機関を通じて、判定結果や患者の年齢、性別、人種などの報告が義務づけられている。だが2021年後半以降、自宅で使える簡易検査キットが徐々に普及し、22年1月からは政府が計5億回分を無償配布。簡易検査の陽性者が受診せずに自宅療養するケースが増加し、感染

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  • 今週の本棚:中島岳志・評 『シンクロと自由』=村瀨孝生・著 | 毎日新聞

    (医学書院・2200円) 老い「あるべき自分」からの解放 著者は特別養護老人ホーム「よりあいの森」「在宅所よりあい」などの統括所長。長年にわたって、お年寄りのケアに携わってきた。 村瀨が大切にしているのは、チューニングすることやピントが合うことである。お年寄りは時に家にたどり着くことができず、住み慣れたはずの町を徘徊(はいかい)する。なぜ道が分からなくなるかというと、新しい建物や道ができることで、体の記憶と風景のピントが合わなくなるからだ。逆に、昔から見慣れた看板などが目に入ると、体感によって家までの道が開示され、帰ることができる。大切なのは、実感とのチューニングなのだ。 これは介護の現場の人間関係にも言える。排せつや入浴などは、介助者とお年寄りが体を委ねあうことで成立する。互いが互いの体を通じて、一つの行為を成立させていく。その繰り返しによって二人の体が慣れ始め、同調する。この時、「ふた

    今週の本棚:中島岳志・評 『シンクロと自由』=村瀨孝生・著 | 毎日新聞
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2022/09/15