「知床遊覧船事故」の背景を、ロシア現代思想および東浩紀の仕事から読み解く(「誤配がもたらすメタ正義宣言」後編) 「前編」↑の内容をざっくり整理すると、以下のようになります。 「ロシア・ウクライナ戦争」で無意味に「ロシアをかばうような”低レベルなどっちもどっち論”」言説が蔓延して国際制裁に穴が開かないようにし、その上でそもそもこういう紛争が起きないようにするには、「本質的によく考えられたどっちもどっち論」が必要。そのためにロシア現代思想を紐解く東浩紀氏の仕事をさらに深堀りしていけば、現行の国際社会における問題解決のための新しい視点が持てるよ。『誤配がもたらすメタ正義』という、人類社会の分断を超える新しい視点を、日本発の「思想運動」として作っていこう! 「後編」では、より踏み込んで、 「欧米文明の”辺境”」において「欧米文明と現地社会の齟齬」が生み出す問題にどう向き合うか …について、私の専門