1216頁に織り込まれた 150万字の生活史の海。 いまを生きる人びとの膨大な語りを 一冊に収録した、 かつてないスケールで 編まれたインタビュー集。 ……人生とは、あるいは生活史とは、要するにそれはそのつどの行為選択の連鎖である。そのつどその場所で私たちは、なんとかしてより良く生きようと、懸命になって選択を続ける。ひとつの行為は次の行為を生み、ひとつの選択は次の選択に結びついていく。こうしてひとつの、必然としか言いようのない、「人生」というものが連なっていくのだ。(……) そしてまた、都市というもの自体も、偶然と必然のあいだで存在している。たったいまちょうどここで出会い、すれ違い、行き交う人びとは、おたがい何の関係もない。その出会いには必然性もなく、意味もない。私たちはこの街に、ただの偶然で、一時的に集まっているにすぎない。しかしその一人ひとりが居ることには意味があり、必然性がある。ひと
広島から沖縄へ 「メンバーにしてください」/駐車場で飲み明かす/暴走族のパシリになる/響き渡る爆音──沖縄調査一日目/ゴーパチという舞台/卑猥なウチナーグチ拓哉との出会い「すぐにでも結婚したい」/「名護はいいけど地元は嫌」/はじめての土地で彼女をつくる/ナンパをする理由警官とやり合う職務質問を受ける/警官と交渉するスキル/携帯サイト「中部狂走連盟」と写真アルバム/調査の前に信頼関係を築く 裕太たちとの出会い「俺、解体屋しかできない」/鉛筆を「重い」と言う裕太/地元で有名な暴れん坊、太一沖組という建築会社沖組を立ち上げる──康夫社長の生活史/会社経営の「最強のタッグ」/ピンチを切り抜ける/「給料支払い遅れなし、定額」沖組での仕事初日の朝/Pコン外しと材料出し/最小限の力で資材を運ぶコツ/材料出しの二つの方法/型枠解体屋の仕事/現場監督vs.従業員/右折をめぐるバトル/朝礼での作業確認/けが
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