概念索引法において主題は「事象(phenomena;主題そのもの)」と「観点(point of view;discipline;ジャンル;分野;学問分野;知識分野)」の2種類にふりわけて考えないと分類・件名の付与ができぬものなんだけど(たとえば『戦争の文化人類学』ならば、事象:戦争、観点:文化人類学なので、件名:戦争を付与するのが正しい)。 どっちかっつーと、タグがジャンル(観点)的なものを、キーワードが主題そのもの(事象)的なものを言い表す傾向にあるのではないかと。 もちろん、分類法や件名などのように、付与法がきちんと決まっているわけじゃなく、そもそも非統制の名辞(term)を使ってはいるのだが、この、非統制だというところが、参加者の自発性を生んでもいるわけで。 どのように、あるいはどの程度こまかく世界を分節化していくかというのは、各人の年齢や階層、性別などによっていろいろになっちゃうん