HP傘下でビッグデータソリューションを展開するオートノミーは、独自のパターンマッチング技術により、非構造化データの解析に強みを持つ。英オートノミーの創業者兼CEOであるマイク・リンチ氏に非構造化データという切り口でビッグデータの魅力を語ってくれた。 「スヌーピーは何ですか?」という質問に対する答え ビッグデータやデータ爆発の現象を語るとき、必ず登場するのが、構造化データと非構造化データの分類である。構造化データとはRDBで処理可能な「マシンフレンドリーなデータ」。一方、近年はテキストや画像、音声、Webデータなどファイルを単位とした非構造化データは人が解釈しやすい「ヒューマンフレンドリーなデータ」と定義できるだろう。近年はこのうち非構造化データの伸びが著しく、全データの8~9割に達する勢いだ。しかも今まで解析対象として手つかずだった。 今回、話を聞いたオートノミーは、ビッグデータという言葉