公共図書館サービスを来館者アンケートで計る危うさ New! ・大分合同新聞 「評価まずまず 県立図書館の満足度調査」(2009.1.16) もちろん、サービス改善に利用者アンケートを実施することを否定する訳ではありませんが、それのみを頼りにするのは(どの公共施設でもそうですが)非常に危険で、かつよく陥っている状態ではないでしょか。 先日、薬袋先生から「図書館の入口には、飲食店のようにメニューを用意しないと」という話を聞きましたが(この図書館ではこういうサービスをしています、が入口で分かるようにしなさいという主旨)、公共図書館の現状を考えると、個人の来館者にのみアンケート調査するということは、「メニューはないけど客は口コミで牛丼屋らしいと認識している店で、何を食べたいですか?どうしてほしいですか?といきなり聞く」ようなもの(もちろん「牛丼」=「貸出」。例えが下手すぎ?)。牛丼を食べに