今話題の「あたし彼女」*1を読んでいます。なんとか読めます。現在105Pです。通勤中に読み進めようかなと思います。 この「あたし彼女」は「日本ケータイ小説大賞」の受賞作なので、これまでの流れからするとスターツ出版より書籍化されるはずです。 さて、最大でも1行10文字程度のこの小説を、どうやって書籍化するのでしょうか。これまでのケータイ小説も文章量が少なかったですが、本作はレベルが違いすぎます。本作をこれまで通り書籍化すると、ページの右半分が大幅に余るはずです。前回の日本ケータイ小説大賞でTSUTAYA賞を受賞した「プリンセス」の1ページの文字量が下の画像くらいなので、下手をしたら1ページの3/4くらい真っ白になる可能性すらあります。 ケータイ小説の校正 - 田中栞日記 - Yahoo!ブログ via kwout そもそも書籍というフォーマットは、「あたし彼女」のような短文と改行の繰り返しの
先の読めない展開は、電子書籍の一覧性のなさにぴったり、かも 『黒い家』ほか2008年9月16日[評者]落合早苗 私が電子書籍というものの存在を知ったのは1999年のことで、電子書籍コンソーシアムの実証実験のニュースからだった。衛星回線を利用したこの実験では一般からモニターを募り、その際に使われた「本が空から降ってくる」というコピーが印象に残った。また私が当時在籍していた出版社では、絶版になった書籍をデジタル化して有料で配信する仕組みを立ち上げようとしていた。アマゾンの日本上陸が2000年、出版界でもネットとどう融合していくかという道が真剣に議論されはじめたころだった。 しかし私自身も、多くの本好きが電子書籍に対して持つ印象と同様にPCで本を読むというのがピンと来なかった。自宅の通信環境もブロードバンドではなかったし、試すこともなく電子書籍の存在もすぐに忘れてしまった。 はじめてデジタルデバ
ケータイ小説、心の実用書 現代の「口承文芸」 2008年02月16日12時12分 「源氏物語の国で一つの文学ジャンルになった」とニューヨーク・タイムズが伝えたケータイ小説の人気ぶり。昨年の文芸書ベストセラーリストの半ばを占めた。書くのも読むのも10、20代の女性が多い。少女たちの空想の器を通して、その心の風景を探ってみた。 携帯電話とケータイ小説で、少女たちは心の空洞を埋めている 大手の携帯サイト「魔法のiらんど」に書き込まれた小説は、タイトルだけで100万以上になる。書くのも読むのも無料。少しずつ書き進められ、読者が感想を書き込む。反応を見て筋が変わることもある。 スターツ出版は、すでに30冊を出した。出版不況の中で、昨年ベストセラー1位の『恋空(上下)』(美嘉)や『天使がくれたもの』(Chaco)シリーズなど、いくつも100万部をこえている。同2位『赤い糸』シリーズのゴマブックスや大手
ガッキーこと人気俳優の新垣結衣さん(19)が主演している映画「恋空」の原作に盗作騒ぎがあったことがわかった。関係者によると、別のケータイ小説に内容がダブっているとして、出版社間で話し合いがあったという。トラブルはその後収まったようだが、「恋空」人気に影響はあるのだろうか。 「編集者同士で話し合いがありました」 映画「恋空」は、2007年11月3日に公開されてから、邦画の中では、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と人気を二分している。現在まで観客動員は260万人を超え、興行収入は32億円を突破した。邦画の年間トップにまでは至らない模様だが、配給している東宝の映画宣伝部では、「大ヒットの部類に入ると思います」としている。 そんな中、人気にやや水を差すような報道があった。「週刊文春」12月13日発売号の記事「新垣結衣主演『恋空』を襲ったパクリ疑惑」だ。それによると、原作のケータイ小説は、別のケー
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