仏パリ同時テロ事件の現場の一つとなったレストラン「カリヨン」前で、事件から2日後に市民がパニックに陥ったことを受けて巡回する警官(2015年11月15日撮影)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【12月2日 AFP】仏パリ(Paris)で11月13日に発生した同時テロ事件は、ソーシャルメディア上に前例のないほど多くのうわさと臆測の嵐を巻き起こした。その量は、今年1月の風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社とパリ近郊の襲撃事件の際に押し寄せた情報を上回っていた。今回の事件は夜遅い時間帯に発生したことに加え、複数の場所が同時多発的に襲撃されたことも、うわさの大量生産に拍車を掛けた。一方で10か月前の事件に比べ、無責任な内容や陰謀論は少なく、前回の教訓がしっかり生かされた感もあった。 13日の金曜日の夜、私は自宅にいた。するとツイッター(Twitter)のタイ