イスラム教徒が宇宙で直面する難問(2) 2007年10月 1日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Patrick Di Justo (1)から続く イスラム教徒の地図製作者で、キブラの判定について幅広く解説した著作(PDFファイル)があるKamal Abdali博士も、大圏コース方式に賛成している。 ただし博士は、「方位を気にするあまり礼拝中に動きまわるようなことがあってはならない。方位を正しくすることよりも祈りに集中しなければならない」と説いている。 つまり、例えば電車や飛行機の中では、キブラに向かって礼拝を始めたら、方角が変わることなど気にせずそのまま礼拝を続けるのが決まりだというのだ。 だが、宇宙では他の問題も生じる。 Sheikh Muszaphar氏が大圏法を使ったキブラコンパスを利用する場合、ISSとメッカの両方を、想像上の同じ球面上に置く必要がある。そしてそのや