(CNN) エジプトで約1週間前から消息を絶っていた米検索大手グーグルの幹部ワエル・ゴニム氏が、カイロで当局に拘束されていたとみられることが分かった。同国のテレビ局は同氏が7日に釈放される見通しだと伝えている。 実業家のナギブ・サウィリス氏はOTVで6日、ゴニム氏は7日午後4時に釈放されると語った。同国のスレイマン副大統領が6日に開いた政府と野党指導者との協議の場で、サウィリス氏に対しゴニム氏の釈放を約束したという。 国営ナイルテレビは、行方不明になっているグーグル幹部は7日に釈放されると発表するよう、シャフィク首相から要請されたと伝えた。ゴニム氏の居場所や置かれている状況についての説明はなかった。 これに先立ち国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは6日、ゴニム氏がエジプトの当局に拷問される恐れがあると述べ、当局に対し、直ちにゴニム氏の所在を公表するとともに、釈放または正式な訴追の
ニューヨーク(CNNMoney) 反政府デモが激化しているエジプトで、インターネット検索大手米グーグルの幹部、ワエル・ゴニム氏が消息を絶っている。友人のハビブ・ハダド氏が31日に明らかにした。 ゴニム氏はグーグルの中東・北アフリカ担当マーケティング責任者。会議に出席するためエジプトの首都カイロを訪れていたが、同地で25日、ムバラク大統領の退陣を求める反政府デモが始まった。ハダド氏によると、28日を最後に同氏からの連絡が途絶え、「日増しに不安が増している」という。 ゴニム氏はミニブログのツイッターでエジプトの緊迫した状況を伝え、27日には「エジプトのために祈る。政府は明日、国民に対する戦争犯罪を計画しているらしく、とても不安だ。われわれはみな、死ぬ覚悟ができている」と書き込んだ。 この日はハダド氏とも電子メールとブラックベリーでやり取りし、28日には妻とエジプトにいる兄弟に連絡があったという
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