6路線約4時間で329個のBluetoothデバイスが検出された*1。あまり人は多くなかった。公開設定にしている人の割合は、これまでの経験から、だいたい10人〜15人に1人くらいと感じる。 既知との遭遇 さて、同じ人に遭遇しているだろうか。6路線のログを集計してみると、さすがに同じ人はいなかった。では、この6路線のログを1日夜の山手線4周と7日朝の山手線3周と突き合わせるとどうか。 なんと、驚いたことに4人もいた。 001CEEXXXXXX 2009-03-14.18:04:06 16:56 | 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48 001CEEXXXXXX
■ Bluetoothで山手線の乗降パターンを追跡してみた この日記を書き始めてからもう6年になろうとしている。書き始めたきっかけは、RFIDタグのプライバシー問題が理解されないことに焦りを感じたからだった。当時の空気では、RFIDタグは5年後くらいに普及し、しだいにRFIDの埋め込まれた日用品で溢れかえるようになり、10年後くらいにプライバシー問題が顕在化すると目されていた。しかし、6年経った現在、私の靴にRFIDタグは埋め込まれていない。 当時の議論で描かれていたRFIDタグの問題は、無線LANやBluetoothにも共通することであり(MACアドレスがユニークIDとなる)、それらの方が先に普及するかもしれないという予感はあったが、現時点でも、無線LAN機器を持ち歩いている人はごく一部の人に限られている。しかし、Bluetoothはどうだろうか。これまでにも何度か、最近のBluetoo
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