コミケカタログ研究家のタルトです。 今回はコミケカタログを調べていく中で、サークルカットに書いてある『カップリング表記』が 気になったので調べてみました。 例えば「リヴァイ×エレン」みたいな掛け算を使ったカップリング表記は、 もうだいぶ一般的(同人界隈では)になっていると思います。 ですが、「この記号っていつから使われてたの?」みたいな情報は、調べても意外と出てきません。 周りの人に聞いてみても、「物心ついた時にはあった」「息をするように自然に使ってた」 という感じです。 なので、だいぶ昔からあるんだなーとは予想できますが、 ネットが普及する前の1980〜90年代に関してはネット上にほとんど情報がありません。 幸いコミケカタログは1982年から発行されていて、しかも幅広いジャンルの作品を カバーしていてイベント規模も国内最大です。 今回はそのコミケカタログのサークルカットからカップリング表
先日、久しぶりに日本橋界隈を徘徊した。 特に用事があったわけでなく、阪堺電車の運賃がどこまで乗っても200円になったので浜寺駅前から恵美須町まで乗りとおしたついでに日本橋まで足を伸ばしたのだが、街の風景は以前とさほど変わっていないのに、まるで異国のように感じられた。というのは、あちこちのオタク系ショップのポスターや立て看板に描かれているキャラクターも、そこに書かれている作品名もさっぱりわからないからだった。 考えてみれば、日本橋で散財するような消費生活から足を洗ったのは10年近く前のことだ。だから、今のはやりがわからなくなっていても何の不思議でもない。とはいえ、日本橋で買い物をしなくなってからでもちょくちょく街歩きはしていたし、その際にも何がなんだかわからないオタク的物件は数々目にしていたのだが異国風景のようには感じなかった。 ということは、先日の違和感は、単に「わからない」ということ以上
言わせれ 同人サークル「ぐる〜ぷげし」のサイト。太田たこすによるマンガ(パロディ・オリジナル)イラスト等あり。 客にも言わせれBBS 当サイトの雑談用BBS。難しい議論以外の軽い話題はこちらへ。 感想言わせれ掲示板 当サイトの感想用BBS。私の作品への感想はこちらへ。 80年代型「合同誌」が流行らない理由【たけくまメモ】様 本文中に 「特に80年代からコミケに参加している 30代・40代のベテラン同人のご意見をぜひ伺いたいものです。」 とあったので、 30代後半の同人関係者の立場からちょっと書いてみます。 私のコミケ初参加は90年の夏コミ(in幕張メッセ)なので、 80年代からではないのですが、その辺は大目に見ていただきたい。 まっとうな考察と言うよりは、単なる思い出話レベルですが、 何かの参考にでもなればと…。 (以下「続きを読む」内で) 最初に本文中の「
コミケ前にこんなのあげたら、まずいかもしれんので、簡単に感想だけ。 『コミックマーケット創世記』朝日新書・・・・を読む。 右のあんてなに入れてる漫棚通信さんところで知ったのだが、コミケ初代代表・霜月たかなか氏が語るコミケ開催の頃、という内容。 まぁ懐かしいこと、懐かしいこと。 コミケ成立前の事情として、COMから漫画大会までの、ミッシングリンクをかなりうまくまとめていると思う。 この時期に関してのまとまった書籍がかなり少ないので、その1点だけでも非常に価値があると思うし、同人誌のみならず、漫画文化を語る上でも非常に重要な一冊で、その点、評価してしすぎることがない、と思えるくらいだ。 そういう前提で書くが、それでも個人の記憶、思いでを中心にまとめられているので、かなり遺漏もあるし、おそらく著者が意図的に書かなかったんじゃないか、と思われる箇所もあった。また、少し事実とは違うんじゃないかな、と
初音ミクとニコニコ動画について2本長いブログ記事を書きましたが、 今日はこういったものが出て来た背景にある 同人カルチャー(もしくはファンカルチャー/リミックスカルチャー)について書いてみたいと思います。 ================ 同人誌とコミケ ================ 同人誌とは、「同好の士が資金を出し合って作成された雑誌」というのがWikipediaに掲載されている定義ですが、 現在は出版社等が出版する「商業誌」の対義語で、自主制作の本/雑誌等を指すように思います。 同人誌は大きくオリジナルとパロディに分けられます。 オリジナルは一次創作物、 パロディは小説やマンガ、アニメやゲームのキャラクター、 また芸能人/有名人(アイドルが多いようですが)等色々な物の二次創作物があります。 同人誌の入手方法は主に以下の3つがあります。 1)同人誌即売会で購入する 2)通信販売で購
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