本に題名があるように、記事には見出しという短い文章がついています。記事にどんなことが書いてあるかを一目で知らせるためのものです。 「デスク」がチェックした記事は、整理部というグループに移します。新聞社見学に来た人から「整理部って何をするんですか」という質問がときどきあります。整理とは「整理整とん」の「整理」。みんなが学級文庫の本棚や自分の机を整理するように、新聞に載せるニュースを見やすく、分かりやすく「整理整とん」するところです。写真は午後8時ごろの整理部のようす。通信社から飛び込んできたニュースや、記者が書いた記事がどっと集まります。新聞社がいちばんあわただしくなる時間帯です。 昔は紙と鉛筆で紙面の「整理整とん」をしていましたが、今はコンピューターの時代。キーボードとマウスを使い、ディスプレーでその内容を確認しています。その様子は新聞社見学で見ることができます。 紙面を整理する人は、「