有川 さっき「きっと」堂上は辛いんですよ、とか言っちゃいましたが、私の場合、キャラクターが、「他人」なんですよ。 -- どういうことでしょう。 有川 自分が書いているキャラクターですが、他人だと思っているんですよね。例えば、初めて会った人が、全部を教えてくれるわけがないじゃないですか。それが書いているうちにちょっとずつ分かってきたりとかする。私は脳の内蔵されたカメラで、キャラクターたちを勝手に撮ってるんですよ。そしてこのカメラはキャラクターへの同調機能もついてるので、キャラクターの語りたいことをキャッチしたらそれも勝手に拾っちゃう。 そしてカメラの立場から見ると、(主人公の)笠原みたいに最初から開けっぴろげで分かりやすい子もいるし、心中隠して、なかなか見せようとしないのもいる。それなのにいきなり、私が思ってもみなかったことを、いきなり白状したりするヤツとかが、たまにいまして…。 他人だから
タイトルでやられた。本が好きなら、これはちょっと手に取らずにはいられない。 ハードカバーの本の扉を開けると、実際に図書館に掲げられている「図書館の自由に関する宣言」が目に入る。時代は平成ならぬ「正化」。このパラレルワールドで語られるのは、すべてのメディアの検閲を合法化する「メディア良化法」が施行され、法務省傘下の「メディア良化委員会」による出版物の没収が横行する時代。狩られる本を守るのは「図書館の自由に関する宣言」をベースとし、「図書館の自由法」を掲げる図書館だった…。 女子高生の時、買った本を店頭での検閲から救ってくれた「図書隊員」の背中を追って、同じ職に就いた笠原郁を主人公に、怒濤の市街戦とラブコメを繰り広げる「図書特殊部隊(library task force)」の活躍を描くエンターテインメント。この本はフィクションもののハードカバーでは異例の11万部を突破し、続編『図書館内乱』(8
「最近は多くのライトノベルが学校図書館に置いてあって、それがライトノベルを読みはじめるきっかけになっている」…というようなエントリをどこかで読んだ。ブクマし忘れたのでどこで読んだかわからない。どっかの2ch紹介ブログだったと思うけど。ともあれ、俺も学校の図書館にはお世話になりっぱなしだったので、そこからライトノベルに入門する人が多いという話はよくわかる気がする。 ここから少々脱線。 「アニメ」を観るきっかけになるのはテレビだろう。夕方から夜にかけては、毎日どこかの局がアニメを流しているので、物心付くころから身近な存在だった、という人も多いのではないか。ただし、いまのアニメは深夜放送が中心になっているので、入門者は減少傾向にあるのかもしれないが。 「漫画」を読むきっかけを考えると、コンビニに置いてある週刊漫画誌の影響が大きいと思う。コンビニには子どもでも入れるし、簡単に立ち読みができる。デパ
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