今朝の朝日新聞の記事に目がとまりました。 患者団体が1型糖尿病研究を助成 根治療法開発めざす 日本では研究をサポートしてくれるのは、ほとんどが政府系それも文部科学省を中心とする財源です。もちろん、医学系の研究ならば厚生労働省や企業からの研究費も期待できます。しかし、政府系の研究費にしても、大企業系の研究費にしても、結局は「国民の声」や「消費者の声」という多数派を代表することになってしまうのは、「資本主義」あるいは「民主主義」というものの限界なのかもしれません。 そんな中で、自分たちを悩ませている病気を治すための研究をして欲しいということで、患者さんを中心とする組織が直接研究助成に乗り出したというニュースは、ブレークスルーを感じさせてくれるものでした。 患者団体が1型糖尿病研究を助成 根治療法開発めざす 1型糖尿病に苦しむ患者や家族らでつくるNPO法人「日本IDDMネットワーク」(井上龍夫