コロナによるロックダウン中は、家でパン作りやお菓子作りに精を出したという人も少なくないだろう。イギリスにおいては、何か月もの間スーパーの食品棚から粉類が消えた。 ケンブリッジ大学の保全生物学の教授も料理にチャレンジしたようだ。しかし、彼がトライしたのはそんじょそこらの料理ではない。 なんと、今から約3800年前の古代メソポタミア文明時代の最古のレシピを再現し、現世に送り出すという、壮大なロマンあふれる料理だったのだ。
この3月20日でイラク戦争が開戦してから、14年目になる。英国のNGO「イラクボディーカウント」の統計によれば、この間、報道されただけでも、約26万8000人が犠牲となったとされるなど、その被害は甚大で、今なお現地の情勢は混乱が続いている。 昨年に始まったイラク軍による同国北部モスルでのIS(いわゆる「イスラム国」)掃討作戦の影響もあり、国内避難民は400万人以上となり、国連などの支援も追いついていない状態だ。なぜ、このような戦争を始めてしまったのか。あらためて、イラク戦争の検証は必要だと強調したい。本稿では、筆者が当初から注目してきた、イギリスでのイラク戦争検証を参考にしながら、日本が目指すべき検証のあり方を考察していきたい。 〇暴露されたブレア元首相からのブッシュ元大統領へのメッセージ公聴会で追及されるブレア元首相「イラクへの軍事行動は、最後の手段ではなかった」「軍事行動に法的根拠があ
(CNN) 英国のトニー・ブレア元首相は25日に放送されたCNNの単独インタビューで、米国の主導による2003年のイラク進攻について、「誤りだった」と認めて謝罪した。ただ、サダム・フセイン元大統領を排除したことは後悔していないとした。 ブレア氏はインタビューの中で、「我々が入手した情報が間違っていたという事実については謝罪する。(フセイン元大統領は)国民などに対して化学兵器を集中的に使用していたが、それは我々が考えていたような形では存在していなかった」と明言した。 米英政府はフセイン政権が大量破壊兵器を保有しているという報告を根拠に、イラク進攻を正当化した。だがその報告の根拠となった情報は間違いだったことが後に分かった。 この戦争とフセイン政権の崩壊によりイラクは混乱に陥り、宗派対立が激化して国際テロ組織アルカイダが勢力を増し、後に過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が台頭
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