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ラテンアメリカに関するnagaichiのブックマーク (538)

  • ハイチでギャングがこれほどの権力を握る理由

    ハイチ首都ポルトープランスで警官とギャングが対峙する中、自宅から逃れる住民/Ralph Tedy Erol/Reuters (CNN) ここ数週間、想像を絶する混乱がハイチを襲っている。元々悲劇や苦難と無縁ではない国だが、今回現地から届く画像は生々しく、心を乱される。銃を携えてうろつく集団に家を追われる人々が、わずかばかりの所持品を握りしめ、路上で弾丸をよけている。身の安全を確保しようと必死だ。先々週末、米国大使館は、他の国の外交使節や国際的な利益団体と共に、ハイチからの脱出を開始した。 公共の秩序は崩壊し、警察の保護はほとんど受けられない。軍隊は兵士の数でも武器の数でも劣り、政府は事実上存在しない。国のリーダー、アンリ首相はプエルトリコで何日も立ち往生しており、先週には辞任の意向を明らかにした。移行評議会の設置後に職を辞するとした同首相は、「ハイチには平和が必要だ。ハイチには安定が必要だ

    ハイチでギャングがこれほどの権力を握る理由
  • 宗教指導者の墓を発掘、金の工芸品や生け贄も見つかる 中米パナマ

    中米パナマのコクレ県にあるエル・カーニョ遺跡から見つかった金の工芸品/Julia Mayo/Fundación El Caño (CNN) 中米パナマにある遺跡で発掘調査が行われ、1200年以上前に埋葬された宗教指導者の墓が発見された。墓からは金の工芸品やいけにえとみられる遺体も見つかった。 墓が見つかったのはコクレ県にあるエル・カーニョ遺跡で、ここは豪華な墓室など先コロンブス期の発見で知られている。パナマ文化省の発表によれば、今回新たに発見された墓は700年ごろに作られたもの。2008年に発掘が始まってから、同地で見つかった9番目の墓となっている。 パナマの文化遺産を研究する「エル・カーニョ財団」の幹部で発掘を指揮しているフリア・マヨ氏によれば、今回発見されたものも含めて、これらの墓には社会の中で高い位置にあった人たちが埋葬されていた。研究チームは、墓の中央に寝かされていた人物が、より高

    宗教指導者の墓を発掘、金の工芸品や生け贄も見つかる 中米パナマ
  • CNNが見たハイチ首都の混沌 脱出できるのは一握り、数百万人がギャングの支配下に

    ハイチ・ポルトープランス(CNN) ギャングが支配するカリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランスにCNNの取材班が15日、ヘリコプターで到着した。数日にわたって治安面の手配を行い、何重にも及ぶ外交上の承認を経た上で現地入りが実現した。 先月訪れた時と比較して、ハイチの情勢は急激に悪化。窮地に陥ったアンリ首相は辞任を表明したが、誰がいつ後任に就くのかは不透明だ。暫定政権はいまだに設立しておらず、ケニア主導の国際部隊の派遣計画は宙に浮いた状態だ。 ポルトープランスの住民が外出することはめっきり減った。市内では連日ギャングと警察が戦闘を繰り広げ、煙が空に立ち上っている。静まり返った街路に、銃声が鳴り響く。通常は車両や物売りで埋め尽くされる大通りも閑散としている。 逃げる場所もほとんどない。市外へ続く道路はギャングに封鎖されている。港湾へのアクセスも同様だ。国際空港は業務を停止している。市内への物

    CNNが見たハイチ首都の混沌 脱出できるのは一握り、数百万人がギャングの支配下に
  • “世界一クールな独裁者”が取り戻した“平和” 中米エルサルバドル現地ルポ | NHK

    世界で最も治安が悪いと言われた国が、たった数年で南北アメリカではカナダに次ぐ安全な国になった。 国の指導者の人気は国境を越え、他の国でも町なかにポスターが貼られるほどだという。 いったいどういうことなのか。その実態を取材すべく、私たちはコーヒーと火山の国、中米のエルサルバドルに飛んだ。 (ロサンゼルス支局長 佐伯敏) 熱気と歓声のなか 首都サンサルバドル中心部の広場は夜の10時だというのに人々の熱気であふれていた。 DJが重低音の強いEDMをノンストップで流し、ライブストリーマーは配信しながら陽気に踊りドローンショーが夜空に絵を描く。事情を知らない観光客が見たら、これが選挙の勝利集会だとはわからないだろう。 突然、ロック調の曲に切り替わると大歓声があがり、その人物が姿を現した。ナジブ・ブケレ大統領(42)だ。 勝利集会に姿を現したブケレ大統領夫 2月4日に行われたエルサルバドルの大統領選

    “世界一クールな独裁者”が取り戻した“平和” 中米エルサルバドル現地ルポ | NHK
  • 性差のない表現、公文書での使用禁止に アルゼンチン大統領

    (CNN) アルゼンチンのミレイ大統領が、性差のない表現を全ての公文書並びに行政で使用することを禁止した。大統領の報道官が27日に明らかにした。右派のリバタリアンとして、自身の掲げる保守的な社会政策を引き続き実現しているとみられる。 即時発効したこの禁止措置は、「性差のない表現と、ジェンダー視点に関連する全てを国の行政全般で」禁ずる内容。マヌエル・アドルニス報道官が定例の記者会見で述べた。 アルゼンチンが公用語とするスペイン語は、多くの名詞が「o」で終わる男性名詞と「a」で終わる女性名詞に分かれる。スペイン語圏で性差のない表現を作り出す取り組みが行われる中、現在は語尾に「x」「e」「@」を用いた中立的な名詞を創出する動きが進む。たとえば中南米系の男性と女性を表す「Latino」「Latina」に対し、性的に中立な「Latinx」という表現を作るといった取り組みだ。 アドルニス報道官は、性差

  • アルゼンチンも「再び偉大に」 ミレイ大統領、トランプ氏と意気投合

    米首都ワシントン近郊で開催された「保守政治行動会議(CPAC)」の会場で握手するドナルド・トランプ前米大統領(左)とアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領。アルゼンチン大統領府提供(2024年2月24日撮影)。(c)Handout / Argentina's Presidency Press Office / AFP 【2月26日 AFP】アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領が24日、米首都ワシントン近郊で開かれた保守系政治集会「保守政治行動会議(CPAC))」に出席した際、ドナルド・トランプ(Donald Trump)元米大統領と共に「アルゼンチンを再び偉大に」と気勢を上げる場面があった。 特徴的な頭髪から不規則発言、伝統的な政治手法に否定的なことでも類似する両者はそれぞれの演説後に面会。写真撮影に臨む際、トランプ氏は自身のキャッチフレーズ「アメリカを再び偉大に

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  • 「ガイアナ危機」はあり得るのか ベネズエラ、油田地域併合へ国民投票 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ベネズエラの国会(透明性が低く、非民主的な機関に成り下がっている)は、隣国ガイアナ西部のエセキボ(エセキバ)地域の地位を決める国民投票を、12月3日に実施することを承認した。国際的な注目を浴びないように、ウクライナとイスラエルの危機が同時に進む時期を見計らって決められた、非常に重要な動きだ。問題は、エセキボはベネズエラの一部ではなく、スペイン帝国の時代以降、一度もそうだったことはないという点に尽きる。ガイアナの国土のおよそ3分の2を占め、石油資源の豊富なエセキボは、ガイアナの一部として国際的に認められてもいる。 ガイアナは、英植民地時代の1899年に国際仲裁裁定で定められた現在の国境が有効だという立場だ。これに対してベネズエラは、エセキボ地域の東を南北に流れるエセキボ川が自然の国境になっていると主張し、1899年の裁定は「無効だ」と退けている。紛争を解決するため外交努力が重ねられてきたが、

    「ガイアナ危機」はあり得るのか ベネズエラ、油田地域併合へ国民投票 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • アルゼンチン大統領選決選投票 極右のミレイ氏勝利、左派のマッサ氏が敗北認める

    (CNN) 南米アルゼンチンで19日、大統領選の決選投票が行われ、左派セルヒオ・マッサ氏が選挙結果の公式発表前に敗北を認め、極右の自由主義者ハビエル・ミレイ氏が勝利した。 マッサ氏は短い演説で「ミレイ氏が今後4年間の大統領に選ばれた」と述べ、すでにミレイ氏に対して祝意を伝える電話をしたと明らかにした。 エスタブリッシュメント(既得権益層)を批判する選挙戦を繰り広げたミレイ氏が大統領選に勝利したことで、世界有数のインフレに悩むアルゼンチンは右傾化の道を進むとみられる。 ミレイ氏とマッサ氏はアルゼンチンに対して根的に異なるビジョンを掲げており、世論調査ではここ数週間、両者の数字は拮抗(きっこう)していた。 ミレイ氏は自身を「無政府主義の資主義者」と呼び、政府支出を大幅に削減する計画の象徴として集会でチェーンソーを振り回すなど、派手な選挙戦で支持を増やした。ミレイ氏は主要な政策として、自国通

    アルゼンチン大統領選決選投票 極右のミレイ氏勝利、左派のマッサ氏が敗北認める
    nagaichi
    nagaichi 2023/11/21
    あらら…。
  • 巨大油田に沸くガイアナ、小国が手にした富と不安

    https://jp.wsj.com/articles/a-record-oil-gusher-infuses-tiny-guyana-with-wealth-and-worries-232ecd36

    巨大油田に沸くガイアナ、小国が手にした富と不安
  • マヤの創世神話、めっちゃ早い段階で意外な生物が創られてて笑う「おいしいからな…」「高次の生き物」

    リンク Wikipedia カーシニゼーション カーシニゼーション(英: carcinization)またはカニ化とは、カニに似ていない形態の甲殻類が、カニに似た形態に進化するという、収斂進化の一例である。 L・A・ボラダイルが "カニへ進化するための自然の試みの一つ" と表現し、進化生物学に導入したものである。多くのカーシニゼーションした甲殻類はヤドカリ下目に属する。 1916年にランスロット・アレクサンダー・ボラダイルが次のように述べた:2017年にケイラー等は以下のように定義した:カーシニゼーションは十脚目の甲殻類において少なくとも5回は独立に起 1 user

    マヤの創世神話、めっちゃ早い段階で意外な生物が創られてて笑う「おいしいからな…」「高次の生き物」
    nagaichi
    nagaichi 2023/10/28
    芝崎みゆき先生の古代文明漫画はけっこう買ってて、うちにもあるわ。
  • 既存政党をぶった切る「チェーンソー」候補 アルゼンチン大統領選

    (CNN) 支持者の歓声の波に後押しされ、大空に向かってチェーンソーを振りかざしながら、話題の男性が舞台中央に歩み寄る。 会場を見渡し、怒りの声で「チェーンソー! チェーンソー!」と叫ぶ。瞬く間に、血に飢えた支持者らが雄たけびを上げる。 男の周りには歓声、シュプレヒコール、車のクラクションが怒涛(どとう)のように鳴り響く。 米プロレス団体「WWE」のイベントではない。2023年アルゼンチン大統領選挙戦の一幕だ。候補者の中で現在首位を走るのが、政界外部から立候補したハビエル・ミレイ氏だ。選挙集会で度々見られるチェーンソーを振り回す姿は政府予算の大幅削減と政府補助金の廃止、そして「現状維持からの決別」という同氏の公約を象徴している。チェーンソーを振り回す姿は9月12日に海岸沿いの都市マルデルプラタで行われた冒頭の集会でもみられた。 エコノミストで元政治論説員のミレイ氏は、8月にアルゼンチン政界

    既存政党をぶった切る「チェーンソー」候補 アルゼンチン大統領選
  • 野生のカメが群れで行動する、初の証拠、定説覆す驚きの報告

    ベリーズに生息する野生のメキシコカワガメのオス。近絶滅種に指定されているこのカメは、ベリーズでは珍味として人気が高い。(PHOTOGRAPH BY DONALD MCKNIGHT) ベリーズの濁った川で夜明けにカヌーを漕ぎながら、ドン・マクナイト氏とジャレン・セラノ氏はメキシコカワガメ(Dermatemys mawii)の音に耳を傾けていた。彼らの甲羅には音波発信器が取り付けられており、水中マイクでカメたちの動きを追いかけていたのだ。 データを解析した結果は驚くべきものだった。「まるでクジラの群れを追っているようでした」と、オーストラリア、ラトローブ大学とベリーズ・カメ生態研究所の生態学者であるマクナイト氏は言う。カメたちは一緒に川を泳ぎ回り、場合によっては仲間のカメから約1メートル以上離れないこともあった。論文は2023年9月15日付けで学術誌「Animal Behaviour」に掲載さ

    野生のカメが群れで行動する、初の証拠、定説覆す驚きの報告
  • 「古代人が作ったアマゾンの黒い土」が牧草や樹木の成長をブーストすることが判明

    アマゾン川流域の一部地域には、先住民が作った「Terra preta(テラ・プレタ)」と呼ばれる黒くて豊かな土壌があります。このテラ・プレタを用いることで、樹木や牧草の成長をブーストできるという研究結果が報告されました。 Frontiers | Amazonian dark earths enhance the establishment of tree species in forest ecological restoration https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fsoil.2023.1161627/full Secret behind Amazonian 'dark earth' could he | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/988029 Ama

    「古代人が作ったアマゾンの黒い土」が牧草や樹木の成長をブーストすることが判明
  • マヤ文明崩壊の謎を追う、「ある日突然捨てられる都市」が拡大

    ティカルの神殿 太い木の根が這うグアテマラ、ペテンの密林の上にそびえる、古代マヤ都市ティカルの5号神殿。高さ57メートルのこの建造物は、中央アクロポリスの南に600年頃に建てられた。(BRIAN VAN TIGEHM/ALAMY/ACI) マヤ文明はかつて、現代のメキシコ南部と中米にかけてのメソアメリカ地域全体に広がっていた。そこでは都市が繁栄し、何千人もの人々が暮らしていたが、西暦800年からおよそ200年の間に都市から人がいなくなり、壮大な寺院は打ち捨てられ、見事な芸術品は未完成のまま放置された。 その終わりと同じく、マヤ文化の始まりもまた、いつだったのかを特定するのは簡単ではない。多くの学者が、マヤ文化が形成されたのは、南米から狩猟採集民がメソアメリカ移住して以降の紀元前7000年から紀元前2000年までのどこかの時点だと考えている。 紀元前4000年頃、彼らの主だったトウモロコ

    マヤ文明崩壊の謎を追う、「ある日突然捨てられる都市」が拡大
    nagaichi
    nagaichi 2023/08/31
    古典期マヤの崩壊に焦点を当てていて、後古典期の話は全く無視してる語り。
  • 過激思想のミレイ氏、アルゼンチン政界と経済揺さぶるアウトサイダー

    「自由よ永遠なれ、この野郎!」。ハビエル・ミレイ氏は勝利演説の最初と最後でこう叫び、自身が「ボス」と呼ぶ妹と、5匹の犬に感謝を表明した。犬にはリバタリアン(自由至上主義者)が崇拝する経済学者の名前が付けられている。 アルゼンチン版ドナルド・トランプ、あるいはもみあげの濃いエルビス好きの変わり者、もしくは中南米にありがちな過激な経済思想を持つポピュリスト(大衆迎合主義者)として、ミレイ氏を片付けてしまうのは間違っている。 アルゼンチン大統領選、予備選で独立系ミレイ氏が予想外の首位

    過激思想のミレイ氏、アルゼンチン政界と経済揺さぶるアウトサイダー
    nagaichi
    nagaichi 2023/08/15
    「中央銀行の廃止から、ペソに代わるドルの採用、臓器売買の合法化」うわぁお!
  • ペルーの奥地に出没する「空飛ぶエイリアン」の正体が「ジェットパックで空を飛ぶ違法採掘者」であったと判明

    ペルーの奥地にある先住民の村で、夜になると「空を飛ぶエイリアン」が出現し、住民たちを驚かしたり誘拐しようとしたりするという目撃情報が相次いで報告されていました。しかし、ペルー海軍と警察の調査により、この空飛ぶエイリアンの小隊が違法に金を採掘するギャングのメンバーであったことが判明しました。 No eran extraterrestres sino mineros ilegales https://www.espaciomisterio.com/enigmas-y-anomalia/no-eran-extraterrestres-sino-mineros-ilegales_58150 Loreto: fiscalía cree probable que mineros ilegales estén detrás de aparición de "seres extraños" | RPP N

    ペルーの奥地に出没する「空飛ぶエイリアン」の正体が「ジェットパックで空を飛ぶ違法採掘者」であったと判明
    nagaichi
    nagaichi 2023/08/15
    U.F.O.とは未確認飛行物体の謂いであって、正体が確認されてしまえばただの……、いややっぱ凄いわ。
  • 自治領か、植民地のままか 自問するプエルトリコ:過去から続く米国の今

    自治領か、植民地か? プエルトリコは歴史を問い直し、未来を案じる 朽ちかけた戦車が残るフラメンコ・ビーチ。プエルトリコにある、この砂浜は、世界で十指に入るほど素晴らしいといわれている。私はプエルトリコ人として、そうした場所を写真に撮ることで、あることを伝えたいと考えてきた。美しさと楽しさに満ちた観光地にも、複雑な歴史があるのだと。そして、それを理解することは、来訪者にとっても、地元の住民にとっても大切なことなのだと。 ロイサの町で行われた文化イベントで、祖先をたたえるために女装した、アーティストのカリエル・アルヘニス・ディアス・マイソネット。この町はアフリカ人が初めてプエルトリコに連れてこられた16世紀に開かれた。多くのプエルトリコ人は近年、肌の色にまつわる偏見を改め、アフリカや先住民の伝統を積極的に受け入れるようになっている。(PHOTOGRAPH BY CHRISTOPHER GREG

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  • 先住民の「命の源」奪った巨大ダム 中国と手を結んだ米の裏庭はいま | 毎日新聞

    中南米は歴史的に米国の影響力が強く、その「裏庭」と呼ばれる。だが国力を増した中国は近年、浸透を図る。その一つが中米のホンジュラスだ。中国は資金力を背景に巨大な水力発電ダムの建設を支援し、関与を強化。ホンジュラスは今年3月、台湾と断交し、中国と国交を樹立した。しかし、巨大ダム建設で生活環境が急激に悪化し、下流域に住む先住民たちは不信感を募らせている。 ホンジュラス東部、カリブ海沿いの都市プエルトレンピラから6人乗り軽飛行機で約1時間飛ぶと、眼下に緑一色の大地が広がった。隣国ニカラグアまで広がる密林地帯は「ラ・モスキティア」と呼ばれる。面積はホンジュラス側だけで岩手県より少し広い169万ヘクタール。ミスキト族やタワカ族など数万人の先住民が暮らす。 密林を縫うように走る全長約500キロのパトゥカ川をカヌーで進んだ。気温は37度。湿気を帯びた暑さで汗が止まらない。ミスキト族の案内人兼通訳、オルラン

    先住民の「命の源」奪った巨大ダム 中国と手を結んだ米の裏庭はいま | 毎日新聞
  • インカ帝国から600年続くつり橋、先住民が架け替え ペルー

    【6月21日 AFP】ペルー南部のクスコ(Cusco)でこのほど、インカ(Inca)帝国時代の約600年前に造られた世界最後の綱のつり橋とされるケスワチャカ(Q'eswachaka)橋の架け替えが、先住民によって行われた。 毎年6月になると、先住民ケチュア(Quechua)の人々が集まり、アンデス山脈(Andes)産のわらの一種を用いて太い綱を作り、橋の損耗した部分を架け替えていく。 橋は、アプリマク川(Apurimac River)の水面から28メートル上に架けられているが、先住民は命綱も使わず、ひるむ様子も見せずに作業に臨んだ。 橋の全長は約30メートル、幅は約1.2メートルで、綱を作るのに数週間、架け替えに3日かかる。 綱作りの参加者(54)は「架け替えなければ(神から)罰が下る。事故などに遭うかもしれない」と話した。 橋は2013年、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の

    インカ帝国から600年続くつり橋、先住民が架け替え ペルー
  • ナチスのワシ、平和のハトに再鋳造 ウルグアイ

    ウルグアイの首都モンテビデオ沖で引き揚げられた、独戦艦「アドミラル・グラーフシュペー」のワシの像。アルフレド・エッチェガライ氏提供(2006年2月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / Alfredo ETCHEGARAY 【6月17日 AFP】ウルグアイのルイス・ラカジェポー(Luis Lacalle Pou)大統領は16日、第2次世界大戦(World War II)初期の海戦中に沈没したナチス・ドイツ(Nazi)の戦艦に設置されていたワシのブロンズ像について、溶かして平和の象徴のハトに鋳造し直す計画を発表した。ブロンズ像は同国沖で17年前に引き揚げられた。 ラカジェポー氏は首都モンテビデオで記者会見し、「暴力と戦争の象徴」を「平和と統合の象徴」に変えると述べた。平和のハトの制作者には、ウルグアイ人アーティストのパブロ・アチュガリー(Pablo Atchugarry)氏が選ばれ、11

    ナチスのワシ、平和のハトに再鋳造 ウルグアイ