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秦漢に関するnagaichiのブックマーク (395)

  • 「泥のように眠る」の「泥」は生物のことなのか?

    まず、土と水の混合物という意味での「泥」(以下「ドロ」と書く)ではない、生きものとしての「泥」(以下「デイ」と書く)については、中国の沈如筠が書いた『異物志』という書物で紹介されているという。 泥为虫名。无骨,在水则活,失水则醉,如一堆泥。 泥は虫の名である。骨がなく、水に在ればすなわち活き、水を失えばすなわち酔う、一堆の泥のごとし。 『能改斎漫録』『夜航船』などにも同様の記述がある。なぜ「水を失えば酔う」のかといえば、言い伝えによると「デイ」は身体から酒を分泌しているので、周囲に水が無くなると自分の酒で酔って、ドロのようになって死んでしまうかららしい(が、この言い伝えのソースも不明なので信用できるかどうか)。おそらくナマコかクラゲのようなものを指しているのではないかと思われる。 「酔如泥(泥の如く酔う)」という表現の初出は『後漢書』の周沢伝だ……という説が一般的なのだが、現在の『後漢書』

    「泥のように眠る」の「泥」は生物のことなのか?
    nagaichi
    nagaichi 2024/03/09
    後追い記事書いた→https://nagaichi.hatenablog.com/entry/2024/03/10/101939 ↓文献的には増田説は「民明書房」ではありません。ただし沈如筠『異物志』三巻は逸書なので、逸文が孫孫引きされてる状態かと。
  • 記録へのこだわりと執念|ちくま新書|佐藤 信弥|webちくま

    2024年大河ドラマ『光る君へ』で、主人公のまひろ(紫式部)が学んでいた歴史書『史記』。その執筆にあたって、司馬遷はどのようなものを参照したのでしょうか。古代中国王朝の「記録」を出土文献に探り、歴史観の興りや歴史認識の変遷を読みとく『古代中国王朝史の誕生』冒頭を公開します。 中国古代の歴史書に関して、筆者には好きな話がひとつある。『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』の襄公(じょうこう)二十五年に見えるエピソードである。春秋時代、現在の山東(さんとう)半島に位置する斉(せい)の国に崔杼(さいちょ)という重臣がいた。この人が棠姜(とうきょう)という未亡人にひと目ぼれしてに迎えた。 ところが悪いことに斉の君主の荘公(そうこう)が以前からこの棠姜と私通していたのである。だから彼女が崔杼と再婚したあとも、荘公は崔杼の邸宅に通って関係を続けた。それだけでなく彼の冠を持ち出して人に与えて辱(はずかし

    記録へのこだわりと執念|ちくま新書|佐藤 信弥|webちくま
  • 始皇帝の霊廟に副葬された8000体もの兵馬俑が発見されるも、肝心な始皇帝の墓は手つかずのまま。その理由とは? : カラパイア

    1974年、中国、陝西省のなんの変哲もない農地で、農民たちが史上もっとも重要な考古学遺物に偶然出くわした。 地面を少し掘ったところ、粘土で作られた人の彫像の破片が見つかったが、これはほんの始まりにすぎなかった。 さらに発掘作業を進めると、農地の地下にはたくさんの穴があることがわかり、そこには何千もの等身大の兵士や軍馬のテラコッタ(粘土を用いた素焼きの焼き物)の彫像が、ぎっしりと並べられていたのだ。 兵士だけでなく、曲芸師や高名な役人、その他の動物の像の存在も明らかになった。これが、世界の度肝を抜いた始皇帝の霊廟に副葬された兵馬俑(へいばよう)である。 これほど大規模な霊廟にもかかわらず、始皇帝自身の墓は、いまだ手つかずのままだ。その理由を探っていこう。

    始皇帝の霊廟に副葬された8000体もの兵馬俑が発見されるも、肝心な始皇帝の墓は手つかずのまま。その理由とは? : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2023/08/03
    兵馬俑坑のことを「始皇帝の霊廟」と評するのは、かなり珍しいかもしれないな。渭南の信宮に作られた「極廟」がおそらく秦の宗廟で、詳細は分からないけど、兵馬俑坑とは全く別物だろう。
  • 秦の始皇帝はアレクサンドロス大王にそっくりの模倣者だった!?神話研究の最先端の論文に当惑も?

    巫俊(ふしゅん) @fushunia 2022年12月刊行の『神話研究の最先端』(笠間書院)に、秦の始皇帝は、アレクサンドロス大王の模倣者で、アレクサンドロス大王の神話を意識した自らのイメージを持っていたはずだが、それは秦帝国の崩壊によって失われたと主張する論文が載っていて驚愕したところです。比較神話学で儲かるかは不明ですが twitter.com/akagitsuyoshi/… 2023-06-18 22:29:07 赤城毅/大木毅 @akagitsuyoshi オレも老後の資金を稼がなければならないので、とりあえずアレクサンドロス大王は実はひそかに日に渡ってきていて、その子孫が日武尊であるという妄説を唱えることにしたい。 2023-06-18 21:21:20 巫俊(ふしゅん) @fushunia 著者によるほぼ同じ内容の論文がこちらに掲載されてて、リンク先でダウンロードできます。

    秦の始皇帝はアレクサンドロス大王にそっくりの模倣者だった!?神話研究の最先端の論文に当惑も?
    nagaichi
    nagaichi 2023/07/02
    ヘレニズム文化が秦代の中国に到達していた積極的な証拠がないだろう。類似の指摘も我田引水なものでしかない。
  • 孫策の扱い - てぃーえすのメモ帳

    孫権は皇帝即位後、兄孫策に対して「長沙桓王」の号を贈った。 父孫堅には「武烈皇帝」という号を贈っており、王と皇帝という差があったことになる。 これについて、兄孫策にも皇帝号を贈らないことを不思議がったり孫権の誤りであると述べる人をしばしば見かけるのだが、例えば漢の高祖も世祖も兄弟に皇帝号は贈っていないので、少なくともおかしな話ではない。 特に後漢の場合も孫策のように弟が皇帝になる上で一定の役割を果たしているが、少なくとも皇帝とはしていない。 (孫)權稱尊號、追諡(孫)策曰長沙桓王、封子紹為呉侯、後改封上虞侯。 (『三国志』巻四十六、孫策伝) それよりも問題は、孫策の諡号は王としておきながら、孫策の子は王にしていないことではないだろうか。 少なくとも後漢の場合は皇帝の兄劉縯に「斉武王」という号を贈るとともに、遺児を斉王としている(それ以前から王にはしている)。 この遺児への扱いの方が、過去の

    孫策の扱い - てぃーえすのメモ帳
  • 習近平の歴史観が鮮明に-潘岳『東西文明比較互鑑-秦・南北朝時代編』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『労働新聞』に月1回で寄稿している書評コラムですが、今回は潘岳『東西文明比較互鑑-秦・南北朝時代編』です。 https://www.rodo.co.jp/column/136494/ 潘岳という名前は、よほどの中国政治の専門家でないとあまり知られていないかも知れませんが、今年6月に国家民族事務委員会主任に就任したばかりの中国の少数民族政策の大元締めです。 コロナ禍の収まらぬ現代世界で、プーチンのロシアウクライナに侵攻し、習近平の中国はウイグルなど少数民族を抑圧し、香港を圧殺し、台湾を恫喝する。そうした帝国主義的行動の背後にどのような思想があるのか、いかなる歴史観に動かされているのか、隣国日の住人として関心を持たざるを得ない。ウクライナ民族の存在を否定し、大ロシア民族の裏切り者とみなすプーチン史観はまだ分かりやすい。しかし、声高に「中華民族」の統一を掲げる習近平史観は分かりにくい。 それ

    習近平の歴史観が鮮明に-潘岳『東西文明比較互鑑-秦・南北朝時代編』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nagaichi
    nagaichi 2022/09/09
    会田大輔『南北朝時代』(中公新書)p.259「北朝・南朝を生きた人々は、激動の時代を生き抜くために試行錯誤を重ねていたのであり、当然のことながら隋・唐に制度を伝えるために生きていたわけではない」を引いとく。
  • 漢初に書籍が流行 秦の焚書坑儒経て 出土簡牘で明らかに

    兔子山遺跡から出土した「献書」の文字が書かれた簡牘。左は実物写真、右は赤外線画像(資料写真)。(c)Xinhua News 【4月30日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)文物考古研究所の張春竜(Zhang Chunlong)研究員はこのほど、同省益陽市(Yiyang)の兔子山遺跡から出土した前漢時代の簡牘(かんどく、文字を記した竹札と木札の総称)6枚に、秦代の書籍所持禁止から漢初の蔵書や献、借の流行に至る歴史の変化が記されていたと明らかにした。 発掘調査チームを率いる張氏は、2013年に同遺跡の発掘が開始されて以降、出土簡牘を体系的に調査してきた。張氏によると、簡牘6枚はいずれも7号井から出土。漢高祖11(紀元前196)年から恵帝(第2代皇帝)期の前漢初期のもので、全てに「献書(献)」の文字が確認できたという。 秦の始皇帝は中国を統一すると「挟書律(きょうしょりつ)」

    漢初に書籍が流行 秦の焚書坑儒経て 出土簡牘で明らかに
    nagaichi
    nagaichi 2022/05/04
    兔子山遺跡7号井出土。「僕過敬至令陳公侍馬足下者:府付尉,賤走僕啟敬再拜獻書,若侍」
  • 馬王堆漢墓出土の帛書に新たな断片 原文復元に一役

    【4月28日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)の湖南省博物館は26日、前漢時代の墓葬群「馬王堆(ばおうたい)漢墓」の出土文化財に対しこのほど実施した体系的な悉皆(しっかい)調査(全点調査)で、帛書(はくしょ、絹に書かれた文書)の断片数十点を発見したと明らかにした。帛書「刑徳」丙篇の一部も含まれており、関連研究の新たな資料となった。 「刑徳」には甲、乙、丙の3篇があり、いずれも1973年に長沙市の馬王堆3号墓から出土した。甲篇は漢代初期の刑徳(刑罰と恩賞)理論における重要な章で、乙篇は主に同理論の運用規則の解説や「刑徳九宮図」の解釈、雲霞や風、雨、雷などの天文気象で戦争の勝ち負けや吉凶を占う決まりが書かれている。丙篇は損傷が激しいため、断片のつなぎ合わせと句読が困難な状態にあった。 同館馬王堆漢墓・所蔵品研究展示センターの喩燕姣(Yu Yanjiao

    馬王堆漢墓出土の帛書に新たな断片 原文復元に一役
  • 日本も中国も古代が熱い!(後編)/【鼎談】会田大輔・柿沼陽平・河上麻由子

    古代中国を扱った中公新書が好評を博しています。それぞれ2021年10月、11月に刊行された会田大輔『南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで』、柿沼陽平『古代中国の24時間 秦漢時代の衣住から性愛まで』は発売前から話題になり、刊行後すぐに増刷がかかりました。また、2019年3月に刊行した河上麻由子『古代日中関係史 倭の五王から遣唐使以降まで』は複数の賞を受賞し版を重ねています。今回、同世代で普段から仲がよい三人による鼎談が実現しました。 【内容紹介】始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千年前の人々はどんな日常生活を送っていたのか。気鋭の中国史家が文献史料と出土資料をフル活用し、服装・卓・住居から宴会・性愛・育児まで、古代中国の一日24時間を再現する。口臭にうるさく、女性たちはイケメンに熱狂、酒に溺れ、貪欲に性を愉しみ......。驚きに満ちながら、現代の我々ともどこか通

    日本も中国も古代が熱い!(後編)/【鼎談】会田大輔・柿沼陽平・河上麻由子
  • 古代中国の性生活は想像以上に激しい? 早大教授が語る、驚きと発見の日常史

    始皇帝、項羽と劉邦、武帝ら英雄が活躍した中国の秦漢時代において、人々はどんな私生活を送っていたのかーーどんな家に住み、何を生業として、如何にして異性との関係を築き、どのように日々の楽しみを求めていたのか? もしも現代人が古代中国にタイムスリップをして、24時間を過ごしたらどうなるかを検証した新書『古代中国の24時間』がヒット中だ。画期的な切り口で古代中国の日常を鮮やかに描き出したのは、早稲田大学文学学術院教授の柿沼陽平氏。同書を著した理由や、古代中国恋愛事情などについて話を聞いた。(編集部) あまりにも平凡な出来事は記録に残りにくい 柿沼陽平教授 ーー『古代中国の24時間』は、まるでロールプレイングゲームや異世界転生のライトノベルのように、二千年前の中国の1日を追体験するようなユニークな「日常史」の新書です。この新鮮なアイデアはどのように生まれたのですか? 柿沼:もともと僕は実家が客商売

    古代中国の性生活は想像以上に激しい? 早大教授が語る、驚きと発見の日常史
    nagaichi
    nagaichi 2022/02/14
    中公新書で出た柿沼先生の御著『古代中国の24時間』。中華風ファンタジーを書きたい人には、これと東洋文庫の『中国社会風俗史』がオススメですね。
  • 『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Executive Summary 司馬遷『史記』に登場する焚書坑儒は、儒者どもが体制批判したせいだとされるが、実は穴に埋められた儒者たちにもそうされる十分な原因があったのかもしれない。かつて儒者を厚遇していた始皇帝だが、封禅の儀式のやりかたに結論を出せず、しかも後から揚げ足をとって悪口を述べた儒者の役立たずぶりに呆れた可能性がある。 これは二千年以上の時をこえた現代であっても、儒者=知識人の役割について何かしらの示唆を与えるものかもしれない。いやあ、古典って当にすばらしいですね。 落合『殷』を読んでちょっと興味が向いて『史記』を実際に読み始めておるですよ。 史記 全8巻セット (ちくま学芸文庫) 作者:司馬 遷筑摩書房Amazon 一応歴史記録で話は淡々と進むし、紀ではなぜか各種エピソードが何度か繰り返されて、続きを読んでいるつもりが話が戻っていたりして面らうし、おもしろいからみん

    『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    nagaichi
    nagaichi 2022/02/07
    「殷の紂帝」「周の武帝」「儒教的な徳を積んでいるかで決まる、という立場」ツッコミどころ満載な雑語りだなあ。
  • 「治療方法がなく、死ぬまで痛みに耐えるしかない」三国志の曹操も苦しんだかもしれない"ある病気" 古代中国でもっとも恐れられていた

    虫歯に苦しんでいた古代の中国人 官吏や貴族の家では、朝早くから使用人が動きだしている。かれらは井戸で水を汲くむなどの作業をしている。一軒一軒の屋敷に井戸が備わっているところもあれば(※1)、ムラごとに井戸を共有しているところもある。(※2) 身体に烙印らくいんを帯びた家々の奴隷は水を汲むたびに(※3)、井戸で顔をあわせている。分をわきまえた奴隷ならば、ご婦人らの井戸端会議に加わらず、そそくさと水を汲み、主人へ届けたことであろう。 主人とその家族は、井戸から汲まれてきた水で顔を洗い、手を洗う。歯みがきはしない。起床時と後に口をすすぐだけである(※4)。最古の歯ブラシは唐代のもので、それ以前には確認できない。ほぼ同じころ、古代インドの人びとは朝から木ぎれをくりかえし噛かみ、それを歯ブラシのかわりにしていた(※5)。これを「歯木しぼく」や「楊枝ようじ」というのであるが、こうしたものは古代中国

    「治療方法がなく、死ぬまで痛みに耐えるしかない」三国志の曹操も苦しんだかもしれない"ある病気" 古代中国でもっとも恐れられていた
    nagaichi
    nagaichi 2021/12/14
    曹操は偏頭痛持ちだと昔から言われてたけどな。安陽曹操墓の発見で、虫歯説が。柿沼先生の中公新刊『古代中国の24時間』読もう。
  • 【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房

    古代中国の24時間 秦漢時代の衣住から性愛まで (中公新書) 作者:柿沼陽平 中央公論新社 Amazon こんなに秦漢時代の生活がくわしくわかるはほかにない。当時の人間になりきり、午前五時頃から時間帯ごとに古代中国の民衆の生活を追っていく内容なのだが、扱う対象が幅広く、庶民の服装や生活などから市場や盛り場の様子、果ては夜の営みにまで及ぶので読んでいて飽きることがない。画像も非常に豊富で、この時代の俑から痰壺、尿瓶、張型など下世話なものもたくさんとりあげているので、ビジュアル的にも庶民の生活がよくわかるようになっている。注記も豊富で、とりあげている話題がどの史料を根拠にしているか巻末にすべて記してあるので、この時代をさらに詳しく知りたい読者にも便利。 このでは色恋の話題が多い。古代中国における男女の出会いの場のひとつが桑畑だ。このの9章で書かれている桑畑での出会いの様子は以下のよう

    【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房
  • 国宝の金印が偽物、ではないことがわかった - Meiji.net(メイジネット)明治大学

    「漢委奴國王」金印は江戸時代に作られたのか?  「漢委奴國王」金印は、日史の教科書に必ず登場するので、多くの人によく知られた歴史資料だと思います。  そもそも、AD1世紀から3世紀にかけて中国を治め

    国宝の金印が偽物、ではないことがわかった - Meiji.net(メイジネット)明治大学
    nagaichi
    nagaichi 2021/11/13
    歴史屋というのは、史料批判が仕事、疑うのが仕事なので、これまで延々と、2世紀以上も反証を狙う研究者たちに……。
  • 内モンゴル自治区で2千年前の漢代の墓31基を発見

    【11月8日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)文物考古研究院はこのほど、同自治区ホリンゴル県で漢代の墓31基を発掘したと発表した。墓の形状や出土した陶器と貨幣から、年代は前漢中期から後漢初期の約200年と推測している。 墓は同県の小紅城古城から北西約1キロの台地で見つかった。西に約2キロ離れた明代の大紅城古城の周辺では、これまでに漢代の遺物が多数散在しているのが確認されていることから、同研究院の専門家は、明代の大紅城古城の下に漢代の都市があるのではないかとみている。 今回発掘された墓は、密集しているものの形状はさまざまで、竪穴式土坑墓、土洞墓(どどうぼ)、磚壁墓(せんへきぼ、壁面がレンガ造りの墓)、磚室墓(せんしつぼ、レンガで築いた墓)などがあり、いずれも中小規模の単室墓だった。出土した副葬品は、土器・陶器や施

    内モンゴル自治区で2千年前の漢代の墓31基を発見
  • アニメ『宝石の国』をニコ動で見てて、とあるコメントに対する返しに「教養が要る笑い」を感じた「教養は無駄遣いしてこそ」

    ルルビイ @ruruvi 宝石の国のアニメをニコ動の公式配信で観てるときに流れた「シンシャちゃんペロペロ」ってコメントに「始皇帝ニキおっすおっす」みたいなレスが付いてたの、だいぶ教養が要る笑いだったなって(始皇帝は水銀を不老不死の妙薬と信じて摂取し死亡したとされる+辰砂は赤色硫化水銀で水銀製造の原料) 2021-08-15 14:45:01 ルルビイ @ruruvi 何見てんだよいやらしいわね。人間として多々ブレる。妄言を吐き続ける限界カプ厨。FGOポケモンが多め。人類最古のキュケオニスト。ご歓談勢。二次創作えっち絵は気が沈んでしまうタイプ、地雷まみれ。生まれる時代を間違えた。フレポルは万病に効く。全人類くら寿司のマンガを読め。 リンク Wikipedia 宝石の国宝石の国』(ほうせきのくに)は、市川春子による日漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2012年12月号より連載

    アニメ『宝石の国』をニコ動で見てて、とあるコメントに対する返しに「教養が要る笑い」を感じた「教養は無駄遣いしてこそ」
    nagaichi
    nagaichi 2021/08/20
    始皇帝と水銀についてなら、徐福(丹薬)伝説の一変種を挙げるよりも『史記』にある驪山(始皇帝陵)に水銀で「百川江河大海」を作った話のほうがより信憑性が高い。始皇帝陵周辺で実際に水銀が検出されているので。
  • ある地方官吏の生涯―臨川書店

    ある地方官吏の生涯 木簡が語る中国古代人の日常生活 京大人文研東方学叢書 9 宮宅 潔著 四六判・上製・紙カバー装・帯付 総256頁 税込3,300円(体3,000円+税) ISBN978-4-653-04379-9【2021年7月刊】 始皇帝の踏みしめた大地 劉邦を取り巻いていた空気 歴史書からは十分に伝わってこない古代人の姿と彼らの日常生活。簡牘に記された「喜」という人物の生涯を軸として、古代社会を構成した市井の人々の姿をいきいきと描き出す。出土資料から見えてくるのは、歴史書に記された傑出した人物ではない、従来知りようのなかった基層社会を生きた古代人の姿である。 <目次> はじめに 第一章 人の誕生 第一節 出生の吉凶 第二節 いのちの始まり 第二章 出生届――中国古代の戸籍制度―― 第一節 戸籍制度のあらまし 第二節 戸籍制度の整備 第三章 喜をとりまく人たち――家族制度・郷里制度

    nagaichi
    nagaichi 2021/07/13
    遊牧民さんのツイートがなければ、上がってないなこれ。睡虎地秦簡編年記の喜について。 https://w.wiki/3dTb
  • 遊牧民@インド遠征軍 on Twitter: "始皇帝、マジでやばいのは軍事的功績とかではなくて「あの時代に文書行政を行政組織の末端まで徹底させていたことが出土史料から明らかなこと」です やべーよあいつら……"

    始皇帝、マジでやばいのは軍事的功績とかではなくて「あの時代に文書行政を行政組織の末端まで徹底させていたことが出土史料から明らかなこと」です やべーよあいつら……

    遊牧民@インド遠征軍 on Twitter: "始皇帝、マジでやばいのは軍事的功績とかではなくて「あの時代に文書行政を行政組織の末端まで徹底させていたことが出土史料から明らかなこと」です やべーよあいつら……"
    nagaichi
    nagaichi 2021/07/13
    睡虎地秦簡と里耶秦簡という二大出土文献がありまして、秦代の法律や地方行政はかなりの細部まで解明されてきておりましてね。
  • 漢代の墓から2千年前の日用品が多数出土 陝西省西安市

    【5月6日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)でこのほど、前漢時代中・後期の高位者の墓が見つかり、約2千年前の人々の日用品が多数出土した。 M553墓と名付けられた同墓は、同市南東郊外、杜陵邑(とりょうゆう、前漢宣帝の陵墓・杜陵に仕える人々が住んだ町)遺跡の北境界から約1・5キロの地点にある。墓道と耳室、墓室からなり、墓道は長さ16・8メートル、墓室は幅4・1メートル、長さ5・3メートル、深さ9・2メートル。盗掘を受けており、盗掘穴を埋めた土の中から、歯を加工した円筒形の装飾品や玉猪握(富の象徴とされたブタをかたどった玉器で死者に握らせた)などの器物が出土した。 重要な発見となったのは、幸運にも度重なる盗掘を免れた二つの耳室で、うち東側の耳室からは土器や灰釉陶器の罐(かん、水がめ)などの器物が見つかり、彩色土器の首には年代を示す文字が朱書きされていた。

    漢代の墓から2千年前の日用品が多数出土 陝西省西安市
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    nagaichi 2021/05/09
    西安市雁塔区黄渠頭村の漢墓。織物袋に入れられた食糧がマルっと残ってたとな。 https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_12498797 なおM553だけで553号墓の意味なので、M553墓は重複表現だったりするが、うるさいことは言うまい。
  • 前漢時代の墓地から銅鏡80枚 人の顔映せるものも 陝西省

    大堡子墓地から出土した「長楽未央」などの銘文のある銅鏡(2021年4月13日撮影)。(c)Xinhua News 【4月17日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西咸新区の大堡子墓地でこのほど、前漢時代の銅鏡80枚余りが出土した。2千年以上前の遺物だが、幾つかは人の顔を映すことができたという。 同遺跡は秦漢新城高荘鎮大堡子(だいほうし)村の西にある。陝西省考古研究院が昨年5月から実施した発掘調査では、400基余りの墓が見つかり、前漢初期の土器や青銅器など各種遺物2千点(組)余りが出土した。 同研究院で大堡子発掘チームのリーダーを務める朱瑛培(Zhu Yingpei)氏によると、銅鏡の年代は戦国時代末期から前漢時代末期に集中しており、蟠螭(ばんち)文や星雲文、草葉文など典型的な文様が含まれる。銘文があるものもあった。 銅鏡は時代による鋳造技術の違いから寸法の差が大きく、最小

    前漢時代の墓地から銅鏡80枚 人の顔映せるものも 陝西省
    nagaichi
    nagaichi 2021/04/18
    長陵は漢高祖劉邦の墓地だが、旧六国の王族が移住させられた地でもあるんだよな。そら文化的にもハイソだわ。以前書いた記事→ https://nagaichi.hatenablog.com/entry/2020/07/26/034455