12月 8, 2010 (中国通信=東京)フフホト7日発新華社電によると、内蒙古自治区政府は4000万元(1元=約12円)の資金を投じ、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産への登録を申請している元王朝の夏の都だった上都遺跡の保護、考古学調査、展示を行う。自治区元上都遺跡世界遺産登録申請弁公室が明らかにした。 資金は先月から支出されており、そのほとんどは遺跡本体の保護に充てられ、一部を宣伝などに使う。 元上都遺跡は内蒙古自治区シリンゴル盟正藍旗の草原にあり、740年余りの歴史がある。西暦1260年、元の世祖フビライ・ハンがこの地に都を建設し、その後1264年に燕京(今の北京)に元大都を建設し、二つの都を巡幸する制度を作った。元上都と元大都は、元王朝が使用した二つの都城で、11人の皇帝によって100余年にわたり使われ続けたが、元朝末年の農民蜂起で焼失した。 元上都遺跡を世界文化遺産に
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