イタリア・トリノ警察の特殊部隊が押収した空対空ミサイルを運ぶ警官ら。同警察が公開(2019年7月15日公開)。(c)AFP PHOTO / POLIZIA DI STATO - ITALIAN POLICE 【7月16日 AFP】イタリア警察は15日、極右過激組織に対する捜査をきっかけに実施した家宅捜索で、空対空ミサイルや機関銃、ロケット弾発射装置を含む大量の武器を押収したと発表した。当局は、これほどの規模の武器押収は前例がほぼないとしている。 警察は、ネオ・ファシズム政党「新しき力(Forza Nuova)」から選挙に出馬した過去のあるファビオ・デルベルジョーロ(Fabio Del Bergiolo)容疑者(50)を含む3人を逮捕。同容疑者の自宅を捜索した結果、大量の武器に加え、ネオナチ(Neo-Nazi)のプロパガンダやアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)関連の品を発見した。