ニュージーランド南島クライストチャーチで起きたモスク銃乱射事件で負傷し、車いす姿で父と兄の葬儀に参列するザイド・ムスタファ君(中央、2019年3月20日撮影)。(c)Anthony WALLACE / AFP 【3月20日 AFP】ニュージーランド南島クライストチャーチ(Christchurch)で20日、市内2か所のモスク(イスラム礼拝所)で15日に起きた銃乱射事件の犠牲者50人の葬儀が営まれ始めた。 同日最初に埋葬された人々の中には、祖国の内戦を逃れて移り住んだニュージーランドで皮肉にも悲劇の犠牲となったシリア難民の父親と息子が含まれていた。 ハリド・ムスタファ(Khalid Mustafa)さん(44)と息子のハムザ(Hamza Mustafa)君(15)は、オーストラリア国籍の白人至上主義者が最初に襲撃した礼拝所、ヌール・モスク(Al Noor Mosque)で射殺された。市内の墓