ロシアの野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(左)とウラジーミル・プーチン大統領(2020年10月1日作成)。(c)Mladen ANTONOV and Tiziana FABI / AFP 【10月8日 AFP】ドイツとフランスは7日、ロシアの野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の毒殺未遂への「関与と責任」があるとしてロシアを批判し、欧州連合(EU)による同国への制裁発動を目指す意向を表明した。ロシアは直ちに反発し、独仏の主張は「脅迫」であり、容認できないと非難した。 独仏外務省は共同声明で、ナワリヌイ氏の事件についてはこれまでロシアに繰り返し解明を求めていたが、「ロシアからはまだ信頼できる説明がない」と指摘。「こうした状況を踏まえ、われわれはナワリヌイ氏の毒物被害にはロシアの関与と責任があるという以外の妥当な説明はできないと考える」と述べた。 ドイツ