アルメニアにあるメツァモール遺跡の数千年前に焼け落ちたと思われる大きな建造物を発掘調査していた考古学者たちは、不思議なものに気がついた。 茶色の土の上に埃っぽい白い物質の層がついていたのだ。 最初、考古学者たちは、この物質は灰ではないかと考えた。この建物には、いくつかの炉があり、白い物質の層はあたり一帯にあったからだ。 しかし、この白い物質を詳しく調べたところ、古代の小麦粉がそのまま保存されたものであることが判明した。
巫俊(ふしゅん) @fushunia 「私たちが食べている小麦と同じコムギ属に分類される野生種は世界に4種ありますが、アルメニアにはそのうちの3種が生えています。しかも、そのうちの2種、ウラルツ小麦とアルメニア小麦は、学名をそれぞれT・ウラルツ、T・アララティカムと言い、どちらもアルメニアの地名由来です。」 2020-09-28 02:41:58
ジョージアのカラミス・ディディゴラで出土した新石器時代のつぼ。ジョージア国立博物館提供(撮影日不明、2017年11月13日入手)。(c)AFP/Georgian National Museum 【11月14日 AFP】ジョージア(旧グルジア)で発掘された約8000年前の陶器のつぼを科学分析したところ、世界最古のワイン醸造の痕跡が見つかった。国際研究チームが13日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。これまで最古とされてきたワイン醸造痕よりも1000年近く古い。 一部が欠けたつぼは、首都トビリシ(Tbilisi)の南約50キロにある遺跡発掘現場2か所で発見されていた。一部にはブドウの装飾が施されていた。 米国、カナダ、デンマーク、フランス、イタリア、イスラエル、ジョージアの科学者からなる研究チームは過去4年、数十年前に発見された両現場の再調査に当たってきた。 残留物の分析から、新石器
英ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校(Royal Holloway, University of London)が公開した「ルバロア(Levallois)技法」で作られた両面加工の石器(2014年9月26日提供)。(c)AFP/ROYAL HOLLOWAY/UNIVERSITY OF LONDON 【9月28日 AFP】石器時代の石器製作技法は、これまで一般的に考えられていたようにアフリカ大陸で発達しただけではなく、ユーラシア大陸でも革新的な石器が編み出されていたとする研究が25日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 欧米の国際研究チームは、アルメニア・ノルゲギ(Nor Geghi)で見つかった数千個の石器類を調査。岩を打ち欠いて先のとがった剥片石器を作る「ルバロア(Levallois)技法」に着目し、研究を行った。 武器として洗練された石器の製造技法はアフリカ大陸で発明さ
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